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ぶらり柔術の旅~名古屋編~

*注意:この日記は一部フィクションを含みます。事実と違う部分があっても目くじらを立てずに、ましてや腹など立てずに読みましょう。


ことのはじまりは、ミクシィで久しぶりに再会した名古屋にいるの兄弟子の波動さんとのやりとりだった。

「名古屋に来て、弟子に稽古つけてくれない?」

「何をおっしゃるうさぎさん、わしなんかよりも上手な師範がいくらでもいるでしょ、というかわしらの師匠を呼べばいいじゃないですか」

「いや、師匠とかレベルの高い師範だと難しすぎるんだ。もう少しわかりやすいレベルの人の稽古の方が初心者にはいいんじゃないかと、思って」

「なるほどいきなりエベレストの山を見せてもあまりもの高さに皆、登る意欲さえなくしちゃうもんね。
そこでもっと手軽に登れる山として富士山のわしが登場というわけですね」

「意味はあってるけど、君の場合は富士山ではなく滑り台程度だろ」

「す、す、滑り台ですか。それまた随分と一気に手軽になりましたな。あっ、なるほどその滑り台は3776メートルぐらいあるわけですね」

「まあ、好きなように解釈してよ。どう来る?」

「よし、わかりました。日本を代表する滑り台としてそちらに伺いましょう」

微妙に解せない気もしたが、みそかつ、ういろう、天むす、ひつまぶし、と名古屋グルメを思い浮かべてわしは名古屋行きを決心したのであった。


そして出発当日。


隣の駅からでも迷って家に帰れなくなるわしが名古屋に行くなんて、はじめてのおつかい並みの大冒険である。

東京駅でうろうろしながら何とか目的の電車を探しだす。
電車案内掲示板を見ると「名古屋行き」と書いてあった。

( ̄0 ̄;おっ!名古屋駅が終点じゃん!

これなら乗務員に追い出されるまで席に座っていればいいのだから簡単だ。
わしは安心して乗り込んだ。

というわけで、この時点でわしはかなりの確率で名古屋に無事到着できる気がしてきたわけだ。

多少残る心配としては、

・途中駅を名古屋と勘違いして降りる
・トイレに入ろうとして間違って外にでてしまう
・そもそも名古屋行きの新幹線に乗ってない

とまあ、これぐらいだが乗っていてしばらくすると新横浜駅が見えたのでとりあえず東北には向かってないことが確認できたのでたぶん大丈夫だろう。


ま、そんなこんなで名古屋に無事到着。

ホームにて波動さんと十数年ぶりの涙、涙の感動的な再会・・・というほどでもなく「よっ、久しぶり」「どもども」みたいな感じである。
久しぶりにあってもこういうさらっとした挨拶が出来る関係はいいね。

そして昼飯を食ってから稽古場に向かい、いよいよ道場のみなさんとご対面。
ひい、ふう、みい・・・おぉ結構人数いるな。

多分100人ぐらいいたんじゃないかな、まあ、もしかしたら8人ぐらいだったかもしれないけど。
まあ、どちらにせよ沢山の強者どもがわしを待ち構えていたわけだ。

(-""-;)ムム・・・、ちょっとプレッシャーである。
いかん、いかん、場に飲まれては負けだ。
飲んだら飲むな、飲むなら乗るな。
飲んで飲んで飲まれて飲んで
ぶつぶつ独り言を言いながら気持ちを落ち着かせた…( ̄。 ̄;)ブツブツ。


まずはみなさんの自己紹介から。
ミクシィで名前は知っている人が多いので紹介を聞きながら「おぉ、この人が○○」「へー、○○さんってこういう人なんだ」と一人で勝手に納得しながら聞いていた。

そして、わしの挨拶。
「みなさん、今日は。今日は波動さんから3時間の稽古時間をいただきましたが、そんな長い稽古はしたことがないので、間に休憩を1時間ほど挟もうと思ってます。」

「くすっ」

よし、少し笑った(= ̄▽ ̄=)。

「わしは名古屋に来るのは生まれて初めてです。この初めての名古屋旅行が良い思い出になるか、トラウマになるかはみなさんの心がけ次第です。
どうか、わしが帰りの新幹線で泣きながら帰ることがないように大人の対応を期待しております。
くれぐれもわしの目が涙目になっときはもう黄信号ですので、充分に気をつけて腫れ物を触るように対応してください」

なんだか道場のみなさんがあっけにとられたような顔をしているが、きっと名古屋では「はい、わかりました、任せておいてください」という顔がこういうのなんだろう。

とりあえず、これぐらい情に訴えておけば、意地悪される可能性はだいぶ低くなっただろう。
まあ、稽古中にもし技がかからなくてどうにもならなくなったら持病のシャクがとかいってトイレにこもってしまえばいいから問題はない。

とにもかくにも稽古スタート。
最初は八光捕り。
もうこれはどんな稽古でも定番ですな。

手を握れば個人個人の大体の力の抜け具合、感覚の鋭さ、身長、体重、血液型、星座、好きな食べ物はわかるからね。

八光捕りの後は、合気投げ、引き投げ、腕の降ろし方、腕の回し方、踵の使い方、膝・肘の抜き、等々矢継ぎ早にこなしていく。

これは、次から次へと技を変えていくとそのめまぐるしさに頭と身体の切り替えがついていけなくなり頭が混乱してくるので、その混乱に乗じてさらに技をかけつづけ「あれ、その技おかしくない?」などという不埒な考えを起こさせないようにする、という高度なテクニックの一つである。

それにしてもさすがにこれだけいると体力の消耗が激しい。
柔術の技は省エネなんだから疲れなくてもよさそうなのだが、わしの場合、技の解説の時にいちいちダメな例で力をぶつけるというのをやるのだが、それが一人、二人ならともかく100人(もしかしたら8人だったかな)位の人数を技の度に全員やっているとさすがに息が切れてくる( ̄u ̄;) ハァハァゼェゼェ…。

人数が多いときの稽古法もちょっと考えた方がいいかもな。
とりあえず千葉に帰ったら分身の術の本を探してみよう。

そんなこんなで稽古は無事終了。
夜は波動さんや道場のみなさんと飲み会。

波動さんがもってきた大吟醸の「空(くう)」
かなり希少な酒らしい。
でら美味かったぎゃあ。
わしは日本酒の種類は詳しくないのだが、グルメなので味の違いはわかる。
だからこれを飲んでみてジュースの「Qoo」とは味が違うことがはっきりとわかったもんね。

あとはビールやら焼酎やら飲んで最後はフラフラに (((。o・))))((((・o。))) ・・・。
稽古の場には飲まれずにすんだのに酒には飲まれてしまいました。



そうしてやや二日酔いながらも翌日も、午後から稽古。

もう道場のみなさんとは心の友みたいなものである。
わしが右手を挙げてといえば右手を挙げるぐらいの信頼関係はちゃんとできあがっている。

まずはつかみの挨拶、「みなさん、今日もよろしくお願いします。昨日の稽古でネタも体力も使い果たしたので今日の稽古は間に休憩を2時間くらい挟もうと思ってます」


「・・・」


???r(・x・。)アレ???、どかーん大爆笑じゃないの?
だって昨日、くすって笑ってたじゃん。
あの時よりもわしとみんなはもっと心がつながったよね。

あっ、そうか聞き逃しちゃったのかな。
そうだな、きっとそうに違いない( ̄∇ ̄;)。
ちゃんと聞いてたらこれ大爆笑だもん。
みんな、昨日の稽古でちょっと耳が遠くなっちゃったのかもしれないな。
うん、そうだ、そうに違いない。

とりあえず気をとりなおして稽古スタート。
重さの乗せ方、接触面の圧を維持したまま動く、腕相撲もどき、足指の使い方等々。

ちょっと教えるとみなさん自主的にどんどん稽古をしていくので非常にらくちんである。
何も言わなくても自分達で工夫をしながら稽古をするので、時々わしがいなくても稽古が成り立つんじゃないかと錯覚するぐらい。
もちろん錯覚に決まってる、そうだそうに違いない。
稽古の後半は波動さんにバトンタッチして普段の稽古の様子を見せてもらった。

そうして、無事に稽古も終了。
波動さんに名古屋駅まで車で送ってもらった。

新幹線では、駅で買ったみそかつ弁当食べながら帰りました。
優しいみなさんの心遣いで今回のぶらり柔術の旅名古屋編は無事楽しむことができました。

とりあえずこれを機に名古屋に移住しようかと考えています。
良い物件があったら教えてください<(_ _)>

| ぶらり柔術の旅 | 20:15 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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