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「できない」を楽しむ

柔術にしろワークにしろ、身体の使い方を教えていると「できない」ことに行き詰まる人がよくいます。
身体の学びというのは、定まった目標を目指すことではなく、自分自身の中の「変化」を感じることなんです。

こうしなければいけない、これができなければいけない、というのは一切ありません。

身体の固い人は、身体の柔らかい人に対しうらやましいと思う人も多いかと思いますが、実は身体の固い人ほどラッキーなんです。
何故かと言えば、身体が固いということは逆にまだ動かせる範囲がたくさんあるし、わずかな変化でもハッキリと感じ取ることができるのです。

もともと身体の柔らかい人が数センチ柔らかくなってもあまり変化を感じませんが、身体の固いひとなら数センチでもとてもうれしいものです。
極端な例えかもしれませんが、100キロの人が5キロやせるのと、50キロの人が5キロやせるのでは全く違うということ

私自信、身体はもともと固い方です。
だからこそ身体をゆるめる方法や力を抜く方法を工夫したし、元が固いだけにほんのわずかずつでも身体が柔らかくなっていく変化がとてもうれしいのです。
まだまだ「できない」ことがいっぱいですが、それだけ沢山の変化が残っていると思うとわくわくしてきます。


「できる」喜びというのは、最初からできていることには感じません。
それは「当たり前」だから。

「できない」ことが「できる」ように変化することが喜びなのです。

沢山の「できない」があれば、それだけたくさんの「できる」喜びを味わうことができます。

私自身、八光流柔術に入門してから十年以上、技が全くといっていいほどできなかった。
でも、それをつまらないと思ったことはないです。
できないからこそ、ほんのちょっとした発見、気づき、そういう変化をいっぱい味わうことができたから。

何事も上達したいという気持ちが強いと、変化を楽しむよりも他人と比較してできない自分にがっかりしてしまいがちです。

楽しみは自分の中にあるのです。
昨日と違う自分、先月より違う自分、去年より違う自分。
そういう変化を感じることが本当の上達につながるのです。

みなさんも「できない」ことに出会ったら、よし、ラッキー!と思って「できない」をめいいっぱい楽しんでみてください。

| 八光流柔術 | 11:40 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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