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柔術稽古日誌「棒の先」

中心を合わせる稽古から派生して「先」を動かす稽古をしました。

「先」に関しては過去の記事「ワックスがけ」も参照して下さい。
「ワックスがけ」でも書いてあるように拳を握って手を伸ばした腕はその拳の先端が「先」となります。
この部分を動かすと相手がどんなに力を入れていてもぐらぐらと動いてしまいます。

今回はその手に棒を握ってもらいます。
イラストを見ていただけるとわかりますが、この状態での相手の「先」というのは棒の先端部分に延長されていきます。
棒の先1

そこで棒を持ってもらった状態から棒の先端部分だけに触れるようにしてぐるりと回転させてみます。
この時、棒の先端ではなく途中を持って動かそうとすると相手と力がぶつかりやすくなります。

なるべく先端ギリギリを手のひらで撫でる様に動かすぐらいでも相手の腕は簡単に動きます。

感覚がわかってきたら今度は自分の腕を棒の代わりにして同じ事をやってみます。

棒の先2
基本的な条件は同じなのですが、面白いもので棒から腕になると上手く出来る人もいれば、全く出来なくなってしまう人もいます。
棒と腕とで大きく違うのは肘は空間に浮いているわけではなく肩につながっている点。
ですので肩も上手に動かさないと肘が居ついてしまいます。

もう一つは腕の太さ。棒の先3

棒に比べると腕ははるかに太い。
だから腕の場合は棒の時は無視出来ていた相手の腕そのものの先もしっかりとらえておかないと相手の力の中に入ってしまいます。



棒によって相手の「先」は棒の先端に延長されていますが、相手の腕そのものの先が変化するわけではなくあくまでも拳の先端が先なのです。
その部分も含めて「先」をとらないと相手をスムーズに崩すことが出来ません。

先を捉える稽古はまだまだ奥が深い。
それでも入門したての頃の門人達は「先」といっても???という感じだったが、最近はなるほど、という表情になってきた。
ますます稽古が面白くなってきた(^_^)。

| 稽古日誌 | 19:54 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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