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柔術稽古日誌「立て板に水」

最近は腕の落下の稽古が多いのだが、どうしても腕ばかりに意識がいってしまい姿勢がおろそかになりがち。

姿勢に関してはどのような技の時でもまっすぐが基本。
具体的には壁を背にした時にお尻、上背部、後頭部がぴったりとくっついた状態。
この時もちろん重心は踵。

この姿勢を維持してもらいたいのだがどうしても腕の動きにつられて重心が前に移動したり、身体が前傾してしまう。

しかし背中に壁を意識してまっすぐを保つようにしてもらうと意識しすぎて身体が固くなってしまう人も多い。

そういう時は床に仰向けに寝てみてもらって
「今、身体はリラックスしていてるけど床に対して身体はまっすぐだよね」
「はい」

それから起きてもらって今度は背中に壁ではなく床をイメージして立ったまま仰向けに寝ているようなイメージをしてもらうと壁を意識している時よりもリラックスしてまっすぐの姿勢を作ることができます。

さて具体的に腕の落下の際に姿勢がどのように影響するのか。

身体の傾き1
例えば腕の落下中に自分の身体が前に傾いてくると相手の傾きと自分の傾きがお互いに支え合いバランスが取れてしまいます。
「人」という字みたいな感じ。
これではいくら腕を落下させようとしても自分と相手の身体が傾いて釣り合いが取れた位置で動きが止まってしまいます。

逆に前に傾かないようにと後ろに傾く(仰け反る)と今度は相手はその斜面によりかかりやすくなり、相手の体重を自分が支えるような形になって自分自身が崩れてしまいます。
身体の傾き2
身体がしっかりと真っ直ぐに立っていれば傾いてきた相手は自分を支えにすることもよりかかることもできずにズルズルと滑り落ちていきます。

イメージとしては「立板に水」のように相手をするするっと淀みなく滑らすような感じですね。

立て板に水
稽古の時は技だけでなく指導の喋りも立板に水のようにすらすらといきたいですね。
私の場合は単にしゃべりが滑っていることも多いのですが(^_^;)


| 稽古日誌 | 14:43 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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