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柔術稽古日誌「皮膚感覚の性質2」

前回からの続きで、今回は皮膚感覚の性質のもうひとつ、反応の早さについて。

五感の中でも触覚というのは反応が早く皮膚というのは非常に敏感に刺激を感じ取ることが出来ます。

中でも特に手のひらは敏感な場所です。

これは相手の動きを探るという意味では非常に高感度のレーダーとして働きますが、逆に相手に自分の動きを悟られやすいということでもあります。

自分の情報は相手に気づかせずに、相手の情報はキャッチ出来るようにならないと、技においてはまさに手の内がばれるというような状態になってしまいます。


皮膚には刺激の種類によって違う受容器があるのでひと並びには言えないのですが、皮膚表面に起きた弱い刺激は触覚、そよりも深部に加えられる強い刺激を圧覚といいます。

そしてそれよりもさらに刺激が強いのが痛覚になります。

刺激の強さで比較すると触覚<圧覚<痛覚となります。


ここでポイントとなるのは触覚に対して痛覚というのは反応が伝わるのが遅いんです。

例えば歩いていて足をぶつけた時にます「あっ、ぶつけた!」という触覚がまず伝わり、次の瞬間「痛え~!」と感じます。

時間的にはほんのわずかの差ではありすが、柔術の技としてはこのわずかの差は天と地ほどの違いになります。
痛覚は遅い


触覚の刺激は弱ければ弱いほど相手は早く反応しますので柔術の技的には痛覚よりも触覚に働きかける方が効率的です。

逆の言い方をすれば痛覚というのは刺激を強くすればするほど相手の反応は悪くなると言えます。


一般的には相手を5センチ押して崩れなければ7センチ、足りなければ10センチと押す距離を増やします。
痛覚グラフ
同様に100グラムの力で押して動かなければ150グラム、200グラムと力を強くしていきます。

しかしこれは物理学ならば正解でも生理学としては間違いです。


5センチ押して崩れなければ3センチ、それでも崩れなければ1センチ。

100グラムで動かなければ50グラム、それでも動かなければ10グラムというよりより小さく、より弱くすることで相手が崩れやすくなるのです。

肌パック

触覚の性質がわかれば当然のことですが、これって理屈でわかっても体感しないと理解するのは難しいかもしれません。

でも、うちで稽古している門人達にとってはこの感覚は皮膚だけにまさに肌で感じていると思います。

何はともあれ技の感覚は頭でなく身体で感じることが第一です。


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