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柔術稽古日誌「呼吸初動による崩し」

まずは静止している自動車を押して動かすことを考えてみてください。

当然、簡単には動かない。

しかしがんばって押して少しずつでも動き出せば段々押すのが楽になってきます。

車を動かす
これは台車でイメージしても同じでどんなに重い荷物を乗せていても、動き出しは大変でもいったん動き出せば台車を押すのにあまり力は要りません。

これはいわゆる慣性の法則「すべての物体は、外部から力を加えられない限り、静止している物体は静止状態を続け、運動している物体は等速直線運動を続ける」というものです。


技においても静止している相手の身体を動かすのは大変だけどバランスを崩して動いている身体であれば、指一本の力でも簡単に動かすことが出来ます。

そういう意味ではモノも身体も最初の動き出し、初動をいかにつくるかというのがポイントになってきます。

ではどうやってその初動を作るかとなるとモノと身体ではアプローチの仕方が真逆になります。

モノを動かすには加える力が大きいほど良いですが、人間の身体は外部からの力が強くなればなるほどそれに比例して抵抗する力が増えてきます。

つまり身体を動かすには力としては弱ければ弱いほど良い。


そこで呼吸です。


意識的な筋肉の運動に比べて呼吸による動きは殆ど筋肉を使わない非常に微弱な力です。

それと前回の稽古日誌でも書いたように筋肉による動きは部分的であり一方向性ですが、呼吸による動きは全体的であり多方向性です。

すると相手にしてみればただでさえ小さな力で反応出来ないのに、動きの方向すら捉えることが出来ないので抵抗どころか反応も出来ません。


正面から相手に腕を掴んでもらい呼吸をします。

この時にあくまでも呼吸によって起こる身体の動きで初動をつくるので、意識的に胸をふくらませたり肩を動かして呼吸をしないように脱力状態をキープします。

もし呼吸をしても相手の身体に何の動きや反応がなく動かなければ単純に力が入りすぎです。
まずはしっかりと脱力した状態をつくれるようにしましょう。

呼吸初動
呼吸による動きが出たらそれに合わせるようにゆっくり腕も伸ばしていきましょう。

すると相手は簡単に動いて崩れます。


呼吸初動による崩しは上手く出来るほどにお互いに何もしていないのに動いたり崩れたるので非常に不思議な感覚です。

手応えがない分、わかりづらい感覚かもしれませんがぜひその息遣いを感じれるようにしましょう。




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