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2009/11/15楽々レッスン☆からだのコツ+ヒーリングヨガ


11月15日はコラボワーク「楽々レッスン☆からだのコツ」+「ヒーリングヨガ」でした。
ここ数日雨が続いていましたが、本日は汗ばむほどの快晴でした(^o^)。korabo1_20091115193606.jpg

さて、このワークは八光流柔術の道場での稽古とは一味違い、より日常生活に密着した身体の使い方や心と身体の結びつきなどを学んでいきます。

今回のテーマは「心の変化とコミュニケーション」でした。
まあ、今回に限らず心と身体の関連性はこのワークではいつもやっていることなのですが、今回は特に心の持ち方を変えたときに身体がどう変化するか、またその時に相手にどんな変化が伝わるか、というのを色々な形で感じてもらいました。

例えば、相手の手を取って歩くという動き。korabo2_20091115193738.jpg
これ、技としてやろうとするとどうしても意識が手にばかり集中してしまうし、相手を動かそうという気持ちが出てきて相手も嫌な感じを受けてしまう。

そこで、相手がとても仲の良い友達とか家族をイメージして、自然に近づきながらまるで手をつなぐように相手の手を取って歩いてみる。
すると、面白いことに相手はなぜか素直にその動きについてきてしまう。

korabo3.jpg手の持ち方を変えるとか、相手の重心を動かすとか、タイミングを計るとかではなく、ただ自分の心の持ち方を変えただけである。

他には、立っている相手の背後に立ち肩に手を置いた状態から相手をその場でしゃがませるように誘導してみる。
この時も変化をわかり易くする為にまずは相手の肩と自分の手に意識を集中して「相手をしゃがませるぞー!」という意識を強くしてやってもらう。
次は、例えば両親の肩にご苦労様というような気持ちになってみて優しく触れてやってみる。
やってみると差は歴然、後のやり方だと相手は不思議と抵抗感なくスッとしゃがんでしまう。

面白いのが相手の肩に触れている状態で心の状態を変化させると、手は何もせずとも意識が変わった瞬間に相手もその変化がわかるのである。korabo4_20091115193906.jpg
つまり自分自身の心の変化というのは例え目に見えなくても声に出さなくても相手に伝わるということ。

今回はそういう心と身体の結びつきと同時に、その変化が相手にどう伝わるかと言うのを沢山実感してもらいました。

私のワークの後は井上先生のヒーリングヨガ。
柔術というのが他人とのコミュニケーションであるならば、ヨガは自分自身とのコミュニケーション。
二つは方向は別々のようでも実は一緒なんです。
なぜなら他人とのコミュニケーションが苦手な人は実は自分自身とのコミュニケーションも苦手。
だから自分自身の身体の声を聞き、自分の身体への気遣いが出来るようになれば、他人とのコミュニケーションがスムーズになり、その逆もまた然りで他人とのコミュニケーションが円滑に出来るようになれば自分自身への気遣いも出来るようになる。

手前味噌になりますが、柔術とヨガはやればやるほどそのバランスの良さを感じます(^^)。

暖かい日差しの中、身体はポカポカ、心はゆるゆる、みんなニコニコ。
今日も楽しい時間をみなさんと過ごすことが出来ました。
ありがとうございました。

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