ゆるスポーツというのは誰でも楽しめる面白い種目のスポーツという印象なので著者が最初に「この社会全体をもっとゆるめたい」と言っているのは少し大げさかなと思いました。
しかし、読み進めていくとそんな風に思った自分の浅はかさを後悔します。
著者が人生経験の中で感じてきた社会のきゅうくつさに「ゆる」を武器に立ち向かう姿はとても共感が持て、読み進めるほどに感動すら覚えていきます。
私も武道をもっとゆるめたいし、武道というジャンルすら超えて多くの人達をゆるめたい。
本のテーマは「ゆる」だけど中身は刺激的な本でした。
面白かったです。