fc2ブログ

眠りがもたらす奇怪な出来事: 脳と心の深淵に迫る

夢遊病、睡眠時無呼吸、むずむず脚症候群、ナルコレプシーなど睡眠に関する症例が書かれており、どれも本のタイトル通り「奇怪な出来事」です。

睡眠に関する病気というのは完治ということは殆どなくせいぜい症状を治めるのが精いっぱいなものが多い。

なにしろ睡眠というもの自体がそもそも謎なのだから。

それでも睡眠に関わる様々な症状の原因も少しずつ解明もされてきているようだ。

自分が寝ている時のいびきや寝言、無呼吸等はどれも自分ではなかなか気づけない。
そういう面でもこれらの病気というのは深刻化するまで気づかれないという怖さもあります。

非常に読み応えのある内容で面白かった。
この分野に興味のある方でしたらおすすめの一冊です。

0 Comments

Post a comment