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まっすぐしゃがむ2

前回の「まっすぐしゃがむ」では反応があれば続きを、という事を書いたら、沢山の方から「拍手」を頂きました。
ありがとうございます(^。^)。
というわけで宣言通り続きを書きたいと思います。

前回まっすぐにしゃがむ方法は述べたので、今回はさらに別の動きで確認していきましょう。

【確認1】
取りはまっすぐ立った状態で受けに手をつかんでもらい、そこからまっすぐしゃがみます。
前回の説明どおり骨盤が傾かずにまっすぐに落下すれば手を持っている相手は簡単に崩れていきます。

簡単な動きですが、意外と失敗しがちなのが「手を使ってしまう」という点。
tedesyagamu.png

この技に限らず柔術における手の役割は自分と相手を感覚をつなげる伝達器官です。
その為にはなるべく手は「なにもしない」方が良いのです。

「手を使うけど手は使わない」

なんだか矛盾した言葉ですが、この感覚がわかってこないと柔術が小手先の技になってしまいますのでご注意下さい。
iroiro.png動きがスムーズに出来てきたら受けは手の取り方を変えたり、またつかむ場所を変えてみましょう。
どの部位をつかんでも取りの動きはずっと一緒です。
まっすぐにしゃがめればつかまれている部位に関わらず相手は全て同じように崩れていくはずです。

まっすぐにしゃがむ動きがスムーズに出来るようになったら、さらに動きの質を高めていきましょう。
これまでのまっすぐにしゃがむは瞬間的な落下を使っているので一瞬の動きでしか体現できません。
そこで、今度はまっすぐしゃがむ動きに「スピード」「方向」のコントロールを加えます。

前回の記事でも膝や股関節の「抜き」が大事という説明をしました。
「抜き」というと多くの人が「落下」と混同してしまいますが、「抜き」は落下ではなくあくまでも「状態」です。
特に「膝の抜き」というと膝の力を瞬間的に抜いて落下する力を利用する、という風に思われがちですが、これではより多く落下できる背の高い人の方が有利になってしいますし、何より正座した状態では膝を抜くことは出来ないということになってしまう。

繰り返しますが「抜き」はあくまでも状態であり、それは立っていても座っていても抜くことは出来るし、抜きの状態を保てば、抜き続けることも可能です。

それでは、先ほどの【確認1】の動きに今度は反対の動き、つまり「しゃがんだ状態から立つ」を加えてみます。

膝や股関節の抜きの状態を保ったままこの動きが出来れば瞬間的な落下に頼らなくても何度でもしゃがんだり立ったりの動きを繰り返すことが出来、相手は抵抗感なくその動きについていってしまいます。
もちろんスピードもゆっくりでも速くでも出来ます。


ではでは、調子が出てきたので(笑)最後にもうひとつ試してみましょう。

【確認2】
正面で受けに腕を持ってもらい、取りはそこからゆっくり正座していく。
今までの動きと違って難しいのは、正座をしていく過程の中で軸足が片足だけになったり身体が傾きやすいなど不安定要素が増えるという点。
seiza_20100731213113.png
しかし、ここでも膝と股関節の抜きが出来ていれば、気をつける点はただ一つ。
seizasippai.png
骨盤の位置を安定したまままっすぐに降ろしていくということ。
下半身がどのような位置関係にあっても骨盤が傾いたりしなければOKである。
この動きは最初は多少早い動きでもいいですが、なるべくゆっくりとやることがポイントです。

以上、ぜひ実際に試してみてその変化を感じ取ってみてください。
尚、これらの確認作業は受けと取りがお互いに協力し合って感覚のフィードバックすることが一番大事です。
特に受けは相手の動きを邪魔するのではなく、相手の動きを素直に「受け入れる」感覚で稽古してみてください。

というわけで、今回も長くなってしまいましたがまだ終わりません(笑)。
次回はラストとして「まっすぐしゃがむ」の可能性と応用について書きたいと思いますのでもう少しお付き合い下さい。

| 八光流柔術 | 21:45 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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