障がいを持ったアスリート達の脳や身体にはどんなことが起きているのか。
パラリンピックブレインというのは著者の造語であると述べているようにこの分野の研究はまだ非常に歴史が浅い。
しかしこの研究は障がいを持った人だけではなく全ての人間の身体の使い方の仕組みを知ることができる可能性を秘めた重要なものである。
「転倒脅威」「予測性姿勢調節」など脳みそのシナプスがすごい反応してしまうような面白い内容がたっぷりです。
スポーツや武道など運動に携わっている人ならぜひ読んでおいてほしい一冊です。
さらなる研究が待ち遠しいです。
とてもおすすめです。