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2011/2/3稽古日誌「鏡」

午前と午後の稽古とも参加者2人。
マンツーマン稽古も悪くないけど、二人以上いればペアで稽古が出来るのでやりやすいですね。

今回は居つかない正座から入って、そこから出来る動きをいくつか検証。
正座の状態でも下半身が居つかないようになると技の質がかなり変わってきて、八光捕りや合気投げなどの動きも感覚的には水が流れるような柔らかい感覚になってくる。

また、相手がどんなに力を入れても、力のぶつかりがないのでゆるりと小さく動きだけで相手が崩れて転がっていきます。
ただし、自分の自身の身体に居つき(緊張)があるとそれが出来ない。

実際にやってみるとわかるのだが、自分の身体に緊張があると相手の身体の同じ場所に緊張が起きる。

それはちょうどのようなもので、自分の身体の状態=相手の身体の状態なのです。

例えば相手に手を握ってもらった状態で上半身だけの力を抜いた状態で技をかけようとしても相手の動きも上半身しか崩れない。
対して、上半身だけでなく下半身も力を抜いて動くと相手の下半身もそれに呼応するかように緩んで崩れてくる。

これはどの技をやっていても同じです。

「自分の身体の状態が相手の状態を作り出す」


相手は鏡これは比喩でもなくリアルな身体の反応です。
実際に稽古の中でそれを確認してもらい、自分の身体の状態がどのように相手の状態に鏡のように映り込むかを感じてもらいました。

脳科学の世界ではミラーニューロンという神経細胞が発見されていますが、物まね細胞とも言われるその働きはまさにミラー(鏡)という言葉が特徴をスバリあらわしています。

うちの道場では、転がることをとても重要視していますが、これは上記の考え方と一致しているのです。

つまり

「転がれない人は相手も転がすことが出来ない」

そう言ってもピンと来ない人もいるかもしれませんが、稽古の中ではこれは実感せざるを得ない状況を繰り返し体験します。

転がれないというのは身体が緊張している、相手と力がぶつかっている、ということ。
そういう身体で逆に相手を転がそうとしてもうまくいくはずがありません。

今回の稽古ではそんな風に、いかに自分の状態をつくっていくかというのを色々な形でやってみました。

まず自分の身体がリラックスして心も楽しい状態をつくる。

それが八光流柔術の本当の技なんです。

| 稽古日誌 | 10:30 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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