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2011/2/10稽古日誌「揺らぎの同調」

今回の八光流柔術の稽古の参加者は午前、午後とも2人。

午後の稽古では最初に、身体に線を通すための転がる稽古。
身体の中に線を通す稽古は、非常に大事なので何度繰り返してもやりすぎることはない。

今回の稽古では、そこから一歩踏み込んで、押す人が相手の足の裏まで線を通す稽古をやってみた。

やり方としては相手の胸に触れそこから最終的に相手の足の裏に力が抜けていくように押す力を流していく。ぺこちゃん

ポイントは押す力が相手の身体の中から外に飛び出さないようにすること。
それとこれは当然なのだが、力で押さない事。
特に肘や膝は抜いた状態を保って身体の中に緊張を作らないように押していく。

この稽古を繰り返しているうちに気になったのが首の緊張。

相手の押す場所である胸の辺りをじっと見て首が固まった状態でやっている。

「首と視線が居付いているよ」と言っても最初は門人も「えっ?」という反応だったが、その違いを体感してもらうと「なるほど」と納得。


そこで、意識的に首と視線を緩めるということをやってみる。
首と言うのは頭を支えているだけに完全に脱力は出来ない。
それ故にどうしても首の力を抜くと言うのは加減が難しくなってくる。

首の力を抜くためには視線も自然に動かせるようにすることが大事。
頭を固定したまま視線を自由に動かして色々なところを見て、それができたら視線の動きから連動して首を動かすようにしていく。

何度か繰り返しやっていると段々首の力が抜けてゆらゆらしてくる感じがつかめてくる。
慣れてきたら首だけではなく全身の緊張と解きほどいて身体全体で揺らいでみる。


その状態で相手の手首を持ってもらうと、面白いことに自分自身の揺らぎが相手にダイレクトに伝わる。
揺らぎ
緊張している時は相手を押したり引っ張ったりしても中々重心を動かすことが出来ないが、自分自身が揺らいでいると相手は否応なしにその揺らぎに同調してくる。

要するに相手の重心を操作するには、自分の重心を操作すれば良い、ということなんです。

揺らぎが相手と同調していると、自分の相手との動きの境界線がなくなったようなちょっと不思議な感覚。
実際にその状態から相手を転がすと、受けも相手に転がされたのか自分で転んだのか感覚的に区別がつかなくなってくる。
そして何よりこういう風に転がされると「とっても気持ちが良い」のです。

うちの道場でやる八光流柔術の技は、とにかく相手の身体が喜ぶことをしてあげること。
転がった人が思わず顔が緩んで笑ってしまうような気持ちよさを与えること。

それが今回の稽古ではこの揺らぎを作って転がすことで「なるほど」という感覚がつかめたのではないかと思います。

| 稽古日誌 | 12:28 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

揺らぎの同調

はじめてコメント入れさせていただきます。
私はフランスに住んでいます。八光流柔術を学んでいる訳ではありませんが、フェルデンクライス・メソッドを実践していることもありおっしゃることに気づかせていただいたり強く頷くことが多いです。いつか機会があったら是非ご指導受けてみたいです。ありがとうございます。

| 長野美幸 | 2011/02/12 13:45 | URL | ≫ EDIT

ありがとうございます

はじめまして。
フランス在住の方からコメントを頂けるなんてインターネットって凄いなあ(笑)。
いつかお会いできることがあるといいですね(^▽^)
その時はよろしくお願いします。

| あんころ猫 | 2011/02/12 21:29 | URL |















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