2011/3/18稽古日誌「息を合わせる」
地震が起きてから初めて八光流柔術の稽古でした。
とても稽古どころではないという状態の人も多いとは思いますが、こんな時だからこそ身体を動かして、身体の力を抜いてゆるめていくことが大事だと思います。
計画停電もあるので門人の皆さんにも無理をしないようにと連絡はしましたが、3人の方が稽古に参加してくれました。
今回のポイントは「呼吸」
例えば、腕をつかまれた時に、ゆっくり息を吸い込みます。
この時、身体全体に均一に空気が入って膨らむようなイメージ。
すると相手がその膨らみに同調するように重心が浮いてきます。
そして、今度はゆっくりと息を吐きながら力を抜いて相手を崩していきます。
やはり相手は同調するように力が抜けてきます。
稽古では自分の身体の状態が相手に鏡として映るという話をしていますが、呼吸も同じ。
自分が息を吸えば相手も吸い、自分が息を吐けば相手も吐くのです。
相手と息が合う合わないというのはまさにこの呼吸そのもののが合う合わないということなのです。
KY(空気が読めない)なんて言葉が流行りましたが、この空気というのは実は相手の呼吸の事でもあるのです。
呼吸を読む、これが相手とコミュニケーションするにはとても大事でその事を技の中で色々体験してもらいました。
力を抜く時は必ず息を吐く。
息を吐くことで自分の力が抜け、相手の力も抜ける。
そうやって呼吸に意識して技をかけると相手は気持ちよく力が抜けて転がっていく。
こちらが息を吐きながら動くと相手の表情もふわ~っと緩みながら力が抜けて転がる。
息が詰まっていては身体の力は抜けません。
こういうのがまさに「息抜き」なんです。
相手と息が合ってくると転がす方も転がされる方もどんどん気持ちよくなってくる。
もう投げる前からお互いニコニコ笑って、転がるときは声をだしながら「はははは」って転がっていく。
稽古が終わったときは、身体全体がリラックスしてとても気持ちよい状態で皆と息が合ったという一体感、安心感のようなものもあります。
まだまだ日常は不安や心配もありますが、こうやって稽古をすることでお互いに身体を緩めて笑いあえる。
八光流柔術を続けてきて、本当に良かった。
そう思えた稽古でした。
今は、自分に出来ることをひとつひとつやっていくしかありません。
そして自分に出来ることはこの柔術なんです。
だから私は門人の人達が稽古をしたいなと思ったときにいつでも稽古ができる環境を用意してあげようと思ってます。
そして稽古に来た人の身体を緩め、そして笑わす。
まさにそれこそが私が道場を始めた目的なんですから!
とても稽古どころではないという状態の人も多いとは思いますが、こんな時だからこそ身体を動かして、身体の力を抜いてゆるめていくことが大事だと思います。
計画停電もあるので門人の皆さんにも無理をしないようにと連絡はしましたが、3人の方が稽古に参加してくれました。
今回のポイントは「呼吸」
例えば、腕をつかまれた時に、ゆっくり息を吸い込みます。
この時、身体全体に均一に空気が入って膨らむようなイメージ。
すると相手がその膨らみに同調するように重心が浮いてきます。
そして、今度はゆっくりと息を吐きながら力を抜いて相手を崩していきます。
やはり相手は同調するように力が抜けてきます。
稽古では自分の身体の状態が相手に鏡として映るという話をしていますが、呼吸も同じ。
自分が息を吸えば相手も吸い、自分が息を吐けば相手も吐くのです。
相手と息が合う合わないというのはまさにこの呼吸そのもののが合う合わないということなのです。
KY(空気が読めない)なんて言葉が流行りましたが、この空気というのは実は相手の呼吸の事でもあるのです。
呼吸を読む、これが相手とコミュニケーションするにはとても大事でその事を技の中で色々体験してもらいました。
力を抜く時は必ず息を吐く。
息を吐くことで自分の力が抜け、相手の力も抜ける。
そうやって呼吸に意識して技をかけると相手は気持ちよく力が抜けて転がっていく。
こちらが息を吐きながら動くと相手の表情もふわ~っと緩みながら力が抜けて転がる。
息が詰まっていては身体の力は抜けません。
こういうのがまさに「息抜き」なんです。
相手と息が合ってくると転がす方も転がされる方もどんどん気持ちよくなってくる。
もう投げる前からお互いニコニコ笑って、転がるときは声をだしながら「はははは」って転がっていく。
稽古が終わったときは、身体全体がリラックスしてとても気持ちよい状態で皆と息が合ったという一体感、安心感のようなものもあります。
まだまだ日常は不安や心配もありますが、こうやって稽古をすることでお互いに身体を緩めて笑いあえる。

そう思えた稽古でした。
今は、自分に出来ることをひとつひとつやっていくしかありません。
そして自分に出来ることはこの柔術なんです。
だから私は門人の人達が稽古をしたいなと思ったときにいつでも稽古ができる環境を用意してあげようと思ってます。
そして稽古に来た人の身体を緩め、そして笑わす。
まさにそれこそが私が道場を始めた目的なんですから!