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2011/6/30柔術稽古日誌「腰抜けになろう」

木曜日の午後の稽古には、先週腰痛で稽古を休んだ方が復帰。
それならば腰に負担がかからない稽古が良いなと思い、腰の抜きを稽古することにした。

考えてみれば身体の要である腰。
ここは非常に緊張しやすい場所でもあるが、また同時に脱力もしづらい場所でもある。

腰痛は、正式には腰痛捻挫と言われるように腰の急激な緊張や過度の動きなどによって起こる筋肉の損傷。
ならば腰の筋肉を上手に脱力できるようになれば腰痛予防にもなるし、腰痛になった後でも身体に負担のかからない動かし方をすることができる。


「抜き」というのは脱力と同じような意味合いだが、重要なのはあくまでも自分自身でコントロールして行うという点。
だから正確には「腰が抜ける」と「腰を抜く」では意味が違ってくる。

これは力を入れるということでも同じ。
柔術では力の上手な抜き方を学ぶことで力の上手な入れ方も学んでいくのが、あくまでも受動的ではなく能動的に身体を使いこなさなければならない。
だから「力が入る」ではなく「力を入れる」という感覚が必要。

実際の稽古では、座りで相手と組みながら腰を抜く動きをやってみました。

いくつかの方法を試してみたが、その一つがだるま落としのイメージ。
だるま落とし
腰の部分をだるま落としのようにスコンと抜いてスライドさせて腰を抜いて動かす。
そうすると相手はこちらの腰がスコンと抜けた瞬間に崩れていく。

ポイントは腰を力を入れて動かすのではなく、本当にだるま落としのように身体からスライドして滑っていくようにする。
なかなかその感覚がつかめない場合は、誰かに腰の部分を横からスッと押してもらうとわかりやすい。

稽古の後半は腰の抜きを膝の動きに連動させて技にしていった。
ちょっと驚いたのが、門人全員この腰の抜きを使うと技がガラリと変化したという点。

肘や膝の抜きに関しては今までも口がスッぱくなるほど言ってきたことだったが腰の抜きもかなり重要であることを再認識。

ただし、腰の場合は抜くという感覚は慣れないと結構難しい。
抜いたつもりでもいつのまにか力を入れて動かしているというパターンが結構出てくる。

それでも、稽古の最後の方はみなさんだいぶ腰の力を抜く感じがわかってきて見事に「腰抜け」になってました(笑)。

自分の腰が抜けると相手の腰も抜ける。
お互いに腰抜けになって思わず笑いながら転がっていく。

稽古が終わる頃にはみんな腰も身体も軽~くなりました。
みなさんも柔術で腰抜けになりましょう。

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