2011/8/6柔術稽古日誌「かかとにどろり」
本日の稽古は、かかとへの重心の乗せ方をやった。
柔術は基本的にかかと重心で動く。
つま先重心の身体の使い方もあるのだが、それはとりあえず置いておいて、今回の稽古ではどのように動いても必ずかかとに重心を乗せるという感覚を稽古してもらった。
まずは立った状態でつま先重心にしたまま、膝を瞬間的に抜いてもらう。
すると身体が沈む時に瞬間的にブレーキがかかる。
次にかかと重心にしてもらって、先ほどと同様に瞬間的に膝を抜いてもらう。
すると今度はブレーキがかからないまましゃがんでそのまま転がることが出来る。
この違いを感じてもらってから、今度はかかと重心を意識しながら一歩ずつ歩いてもらう。
一歩一歩歩くたびにかかとの中に身体の重さを全部流し込むように。
イメージとしては身体という器があって中身は骨や内臓ではなく液体が詰まっている。
それが一歩一歩歩くたびに、かかとを通じて地面のなかにどろりと流し込むように。
身体のすべての重みがかかとを通じて全部流れ込むように。
右へ、左へ、足を進めるたびに身体の中身が全部かかとに流れ込む。
その歩き方がわかってきたら、今度は誰かに身体をゆっくりといろいろな角度から押してもらう。
押された圧力を十分に感じながら、その方向にぶつけず、かといって避けるのでもなく身体の中に受け入れて通しながら居つかないように足を動かしていく。
かかと重心のはなしは入門するとまず最初に転がる稽古ででてくる内容で、柔術の動きはすべてここから始まるといっても過言ではない。
しかし、今回のようにかかと重心を保ったまま動き続けるとなると難しさがでてくる。
実際門人のみんなも、どんなに気をつけてもついつまさき重心になったり、居ついてかかとに重さが流せなくなったりしていた。
それでも稽古の最後はみんなだいぶどろどろ感が出てきて、5人がかりで抑えられた腕をかかとのどろりで崩して転がしていた。
どろりと言えば、ふと思い出したのが「スーパースリー」
まあ、古すぎて知らない人も多いだろうけど、主人公の一人、フリーが身体を液体にして自由自在に移動する能力を持っている。
フリーが柔術やったら居つかないんだろうなぁ。
という以前にフリーの能力があったら柔術の技そのものが必要ないか(笑)
柔術は基本的にかかと重心で動く。
つま先重心の身体の使い方もあるのだが、それはとりあえず置いておいて、今回の稽古ではどのように動いても必ずかかとに重心を乗せるという感覚を稽古してもらった。
まずは立った状態でつま先重心にしたまま、膝を瞬間的に抜いてもらう。
すると身体が沈む時に瞬間的にブレーキがかかる。
次にかかと重心にしてもらって、先ほどと同様に瞬間的に膝を抜いてもらう。
すると今度はブレーキがかからないまましゃがんでそのまま転がることが出来る。
この違いを感じてもらってから、今度はかかと重心を意識しながら一歩ずつ歩いてもらう。
一歩一歩歩くたびにかかとの中に身体の重さを全部流し込むように。
イメージとしては身体という器があって中身は骨や内臓ではなく液体が詰まっている。
それが一歩一歩歩くたびに、かかとを通じて地面のなかにどろりと流し込むように。
身体のすべての重みがかかとを通じて全部流れ込むように。
右へ、左へ、足を進めるたびに身体の中身が全部かかとに流れ込む。

その歩き方がわかってきたら、今度は誰かに身体をゆっくりといろいろな角度から押してもらう。
押された圧力を十分に感じながら、その方向にぶつけず、かといって避けるのでもなく身体の中に受け入れて通しながら居つかないように足を動かしていく。
かかと重心のはなしは入門するとまず最初に転がる稽古ででてくる内容で、柔術の動きはすべてここから始まるといっても過言ではない。
しかし、今回のようにかかと重心を保ったまま動き続けるとなると難しさがでてくる。
実際門人のみんなも、どんなに気をつけてもついつまさき重心になったり、居ついてかかとに重さが流せなくなったりしていた。
それでも稽古の最後はみんなだいぶどろどろ感が出てきて、5人がかりで抑えられた腕をかかとのどろりで崩して転がしていた。
どろりと言えば、ふと思い出したのが「スーパースリー」
まあ、古すぎて知らない人も多いだろうけど、主人公の一人、フリーが身体を液体にして自由自在に移動する能力を持っている。
フリーが柔術やったら居つかないんだろうなぁ。
という以前にフリーの能力があったら柔術の技そのものが必要ないか(笑)