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柔術稽古日誌「半身」

数年前、八光流柔術の道場を始める前に流派や型にとらわれずに稽古をやってみようと実験的な稽古会を立ち上げていた。
その名も「ノーブランド柔術研究会」
略して「ノーブラ研」という「どんな稽古やってんだよっ!!」という突っ込みが入りそうな冗談みたいな名前の稽古会をやっていた。

で、木曜日の田町の稽古にはその当時の稽古仲間が来たので一緒に稽古をした。

結構色々なことをやったのだが、その一つがいかにして相手と繋がりを作るか、そしてその繋がりを切らずにどう動くかというもの。
そして、それをするためのキーワードの一つが「半身」

柔術において半身の使い方は不可欠だし、これが出来ないと身体がどうしても回転や捻る運動になってしまう。

柔術では原則として同足同手なので手と足の動きを一致させなくてはならない。
右足が出るときは右手が出て、左足が出るときは左手が出る。
まあ、一般的に言われるナンバの動きです。

ただし、手と足がただ同時に出ればいいというわけではない。
例えば手と足を合わせながら歩かせると、大抵の人は身体が左右へ回転しながら歩いてしまう。

半身で動くときは正面への軸はまっすぐ前を向いたままぶれてはいけない。

イメージとして胸の真ん中からビームポインタが出ていて正面の壁に赤く点がついてるとする。
前に進むときにこの壁の赤い点が左右にぶれないように進まなければならない。
もし、歩くたびに身体が回転や捻りを起こすと、壁の赤い点が動くたびに左右に大きくぶれてしまう。

中心軸をぶれないように移動する為に大事なのが身体の右半身と左半身をバラバラに使うという感覚。
イラストを参照して欲しいが、身体が一つの固まりになってしまうと、歩くたびに中心軸が左右にぶれながら前に進んでしまう。

感覚としては右半身と左半身が交互にずるっ、ずるっとまっすぐスライドするように移動する。

この時にもう一つ注意しなければならないのは移動中に身体を後ろに引かないということ。
半身
例えば最初の一歩で右半身で前に出たとする。
次に左半身が右半身を追い越して前に出るのだが、その時に右半身がわずかだが後ろに引いてしまうのだ。

殆どの人が無意識に右手を前に出すと左手を引いてしまうし、左手を出すと右手を引いてしまう。
これは実際にやってみるとわかるのだが前に出た側の半身を一切引かないようにもう片側の半身を出すというのは難しい。

難しいけどこれが出来ると身体を半分に割って使うという感覚が出来るようになる。

あと、柔術の稽古ではあまり使うことがないが、この半身の歩法が出来ると数メートルの距離を一瞬で詰めることが出来る。

懐かしい仲間との久しぶりの稽古で色々と詰め込みすぎたかな、という気もしたが内容的には充実した稽古が出来た。
門人にとってもとにかく色々な人の手をとって稽古するというのは色々な気づきがあるので面白かったんじゃないかな。

| 稽古日誌 | 16:34 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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