柔術稽古日誌「投げない」
初段技の後攻落と首〆捕をじっくり稽古してみた。
型の説明は省くがこれは背後からと正面から身体を拘束された状態からの型。
この型の特徴は相手と身体がほぼ密着した状態、つまり間合いがゼロから始まります。
この状態から相手を投げようとすると殆どの人が相手を持ち上げようとしたり寄りかかったりしてしまうが、それはNG。
では、どうするかというと「投げる」のではなく「落とす」ということ。
「投げる」というのは相手の身体が放物線を描いて落ちていくイメージ。
対して「落とす」というのは相手の身体が重力に従って真下に落下するというイメージ。
「投げる」だと相手をどうしてもより遠くに転がそうとするので相手の身体を持ち上げたり、腰を回転させたりして無駄に力を使ってしまう。
しかし「落とす」というのは重力の方向に身体を合わせて行くので無理がない。
柔術の技は決して重力に逆らわない。
柔術は重術なんです。
重力に従えば自由落下になるが、投げようとすればそれは不自由落下になってしまう。
自由落下は自然であり、不自由落下は不自然。
不自然なものには必ず反発が起こる。
自然な落下だからこそ相手はその動きに違和感を感じずに従う。
柔術は従術なんです。
では実際に後攻落と首〆捕でどうやって相手を落とすのかと言えば、足の使い方が最大のポイントとなる。
そしてその足の使い方に付随してくるのがやはり半身。
身体を捻る、回す運動をしている限りどうしても相手を担いだり、振り回すような動きになる。
足の使い方と半身、これがきちんと動ければ相手は全く手応えがなくストンと落ちる。
他にもこの二つの型には、接触面を利用しての重さの乗せ方、相手への中心軸の合わせ方などポイントとなる部分が沢山ある。
でも取り合えずはこの型で「投げる」のではなく「落とす」という感覚をしっかり身につけるのが大事。
技でも話でもやっぱり「オチ」は大事ですからね(笑)。
※補足
イラストだとわかりづらいですが、「落とす」方は最初から最後まで一切、相手の身体の重心位置は上には上がらずに落下しています。
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
馬橋西口クラス3月19日(月)オープン
時間 20時~21時
体験入門者募集中だよ~(^O^)/
型の説明は省くがこれは背後からと正面から身体を拘束された状態からの型。
この型の特徴は相手と身体がほぼ密着した状態、つまり間合いがゼロから始まります。
この状態から相手を投げようとすると殆どの人が相手を持ち上げようとしたり寄りかかったりしてしまうが、それはNG。
では、どうするかというと「投げる」のではなく「落とす」ということ。
「投げる」というのは相手の身体が放物線を描いて落ちていくイメージ。
対して「落とす」というのは相手の身体が重力に従って真下に落下するというイメージ。
「投げる」だと相手をどうしてもより遠くに転がそうとするので相手の身体を持ち上げたり、腰を回転させたりして無駄に力を使ってしまう。
しかし「落とす」というのは重力の方向に身体を合わせて行くので無理がない。
柔術の技は決して重力に逆らわない。

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重力に従えば自由落下になるが、投げようとすればそれは不自由落下になってしまう。
自由落下は自然であり、不自由落下は不自然。
不自然なものには必ず反発が起こる。
自然な落下だからこそ相手はその動きに違和感を感じずに従う。
柔術は従術なんです。
では実際に後攻落と首〆捕でどうやって相手を落とすのかと言えば、足の使い方が最大のポイントとなる。
そしてその足の使い方に付随してくるのがやはり半身。
身体を捻る、回す運動をしている限りどうしても相手を担いだり、振り回すような動きになる。
足の使い方と半身、これがきちんと動ければ相手は全く手応えがなくストンと落ちる。
他にもこの二つの型には、接触面を利用しての重さの乗せ方、相手への中心軸の合わせ方などポイントとなる部分が沢山ある。
でも取り合えずはこの型で「投げる」のではなく「落とす」という感覚をしっかり身につけるのが大事。
技でも話でもやっぱり「オチ」は大事ですからね(笑)。
※補足
イラストだとわかりづらいですが、「落とす」方は最初から最後まで一切、相手の身体の重心位置は上には上がらずに落下しています。
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時間 20時~21時
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