柔術稽古日誌「GW特別稽古会」
GWの稽古会は15名という大勢の方が参加してくれました。
当初の予定では3時間もあるからのんびりゆっくりと稽古をするつもりでしたが、大人数だったことであわただしくなってしまったのは反省点ですね。
それでも門人の多くは初対面の人との稽古で、人が違うとどれだけ感覚が違うか、またその違いをどうやって言葉にしながら稽古していくかということで色々勉強になったと思います。
一般からの参加者の方にはゆっくりと手をとってあげられる時間が少なかったのは申し訳なかったですが、柔術の入り口としての身体の使い方などは体験してわかっていただけたのではないでしょうか。
今回は「腕の使い方」がテーマで、「肩」「肘」「手首」と3つの部位を稽古をしました。
人間の腕は一本の棒ではありません。
手首と肘にも関節があるのですから三節根(ヌンチャックの3本版みたいなのです)のイメージです。
しかし、普段の生活のなかでは無意識に腕を一本の棒のように使っている人が多いのです。
ですので、今回の稽古で皆さん苦労していたのが脱力そのものというよりも肩、肘、手首をそれぞれ独立して動かすという感覚。
肩を動かすと肘も動く、手首を動かすと肘も動くというようにどうしても腕の動きが大雑把で、肘だけ、肩だけ、手首だけというように独立して動かすことができないのです。
普段の稽古でもこういった腕を分解して使うことはやっているのですが、今回の稽古では特にそこを集中的にやりました。
肩の動きを知ってもらうために今回の稽古でこんなことをしてもらいました。
ペアになって一人がもう一人の肩をしっかりと押さえます。
その状態で押さえられた人は肩を動かしてみる。
やってみるとわかりますが、どんなにしっかり押さえようと肩は簡単に動きます。
肩を両手で押さえても同じです。
男性が女性の肩を押さえてもやはり動きます。
なぜか?
簡単に言えば肩(主に肩胛骨)は固定されてないからです。
イメージとしては宙に浮いている感じです。
だから可動する方向も自由自在です。
動く方向がわかっていれば押さえることができますが、どんなに力強く押さえたところでしょせん一方向に対してだけです。
対して肩はあらゆる方向に動かせるのだから押さえられるはずがありません。
この肩の動きを理解しておくと腕の使い方が変わってきます。
あれもこれもやりたいことはいっぱいあったのですが、3時間はあっという間でしたね。
今度は丸一日つかって本当にじっくりゆっくりとした稽古もしてみたいですね。
参加された門人及び一般の皆様、ありがとうございました。
当初の予定では3時間もあるからのんびりゆっくりと稽古をするつもりでしたが、大人数だったことであわただしくなってしまったのは反省点ですね。
それでも門人の多くは初対面の人との稽古で、人が違うとどれだけ感覚が違うか、またその違いをどうやって言葉にしながら稽古していくかということで色々勉強になったと思います。
一般からの参加者の方にはゆっくりと手をとってあげられる時間が少なかったのは申し訳なかったですが、柔術の入り口としての身体の使い方などは体験してわかっていただけたのではないでしょうか。
今回は「腕の使い方」がテーマで、「肩」「肘」「手首」と3つの部位を稽古をしました。
人間の腕は一本の棒ではありません。
手首と肘にも関節があるのですから三節根(ヌンチャックの3本版みたいなのです)のイメージです。
しかし、普段の生活のなかでは無意識に腕を一本の棒のように使っている人が多いのです。
ですので、今回の稽古で皆さん苦労していたのが脱力そのものというよりも肩、肘、手首をそれぞれ独立して動かすという感覚。
肩を動かすと肘も動く、手首を動かすと肘も動くというようにどうしても腕の動きが大雑把で、肘だけ、肩だけ、手首だけというように独立して動かすことができないのです。
普段の稽古でもこういった腕を分解して使うことはやっているのですが、今回の稽古では特にそこを集中的にやりました。
肩の動きを知ってもらうために今回の稽古でこんなことをしてもらいました。

その状態で押さえられた人は肩を動かしてみる。
やってみるとわかりますが、どんなにしっかり押さえようと肩は簡単に動きます。
肩を両手で押さえても同じです。
男性が女性の肩を押さえてもやはり動きます。
なぜか?
簡単に言えば肩(主に肩胛骨)は固定されてないからです。
イメージとしては宙に浮いている感じです。
だから可動する方向も自由自在です。
動く方向がわかっていれば押さえることができますが、どんなに力強く押さえたところでしょせん一方向に対してだけです。
対して肩はあらゆる方向に動かせるのだから押さえられるはずがありません。
この肩の動きを理解しておくと腕の使い方が変わってきます。
あれもこれもやりたいことはいっぱいあったのですが、3時間はあっという間でしたね。
今度は丸一日つかって本当にじっくりゆっくりとした稽古もしてみたいですね。
参加された門人及び一般の皆様、ありがとうございました。