柔術稽古日誌「転べない」
道場に体験入門に来る方は武道経験者もいれば未経験者もいます。
武道経験が全くない方の場合は転がるということに多少なりとも恐怖感があるのだが、武道経験者の方は皆さん受身を身に着けているので転がること自体には恐怖感がない。
では、武道経験者の方が転がり方が上手なのかと言えば、必ずしもそうでもなく、武道経験者も未経験者も関係なく皆さん苦労される。
転がり方が難しいのかと言えばそんなことはなく、むしろ要点はシンプルです。
・手を使わない
・お尻と踵を近づける
・背中を広く使う
上記の3点さえ守れれば良いのだが、お尻と踵を近づけるというのが出来ない人が多い。
これは言い方を変えればまっすぐしゃがむということなのだが、ほとんどの人がまっすぐではなく身体が倒れてしまうのです。
まず第一にほとんどの人がつま先重心になってしまっているのが原因。
つま先重心はどうしても地面を蹴ってしまうので筋肉が緊張しやすいし、踵があがるのでどうしても身体が傾いてしまう。
まっすぐしゃがむ感覚を掴むためにこういう稽古法をやってもらいます。
壁の前に立ち、壁の距離を最後まで一定に保ったまままっすぐしゃがんでからそのまま転がる。
つま先重心が癖になっている人は上半身が前に倒れたり膝が前に出て壁にぶつかってしまう。
そして、膝が前に出ないように気をつけると今度は後ろに倒れるようになってしまい、お尻と踵が離れて尻餅をついてしまう。
コツさえわかればなんてことはないのですが、このまっすぐしゃがむというのは皆さん苦労される。

ちなみにまっすぐしゃがむに関しては過去の記事も参照してください。
「まっすぐしゃがむ」「まっすぐしゃがむ2」「まっすぐしゃがむ3」
傾向としては上半身よりも下半身、特に骨盤と膝がまっすぐ落ちない人が多いですね。
どうしても線が身体の外にでてしまいます。
線に関しては過去の記事「足の裏に通す」も参照してください。
入門すると誰もが最初にちょっと苦労する部分ではありますが、これは全ての技の基本になってきます。
実際、技をやっていて行き詰った時は転がってみれば良いのです。
その時に、ちゃんとまっすぐに身体を落とすことが出来ていればたいていの技の問題は解決します。
逆に言えば、身体が転がれない状態、つまり身体が傾いてしまっている時はどうしても力づくの動きになってしまうのです。
まあ、何はともあれどんどん転がりましょう、ってことですね(^。^)
武道経験が全くない方の場合は転がるということに多少なりとも恐怖感があるのだが、武道経験者の方は皆さん受身を身に着けているので転がること自体には恐怖感がない。
では、武道経験者の方が転がり方が上手なのかと言えば、必ずしもそうでもなく、武道経験者も未経験者も関係なく皆さん苦労される。
転がり方が難しいのかと言えばそんなことはなく、むしろ要点はシンプルです。
・手を使わない
・お尻と踵を近づける
・背中を広く使う
上記の3点さえ守れれば良いのだが、お尻と踵を近づけるというのが出来ない人が多い。
これは言い方を変えればまっすぐしゃがむということなのだが、ほとんどの人がまっすぐではなく身体が倒れてしまうのです。
まず第一にほとんどの人がつま先重心になってしまっているのが原因。
つま先重心はどうしても地面を蹴ってしまうので筋肉が緊張しやすいし、踵があがるのでどうしても身体が傾いてしまう。
まっすぐしゃがむ感覚を掴むためにこういう稽古法をやってもらいます。

つま先重心が癖になっている人は上半身が前に倒れたり膝が前に出て壁にぶつかってしまう。
そして、膝が前に出ないように気をつけると今度は後ろに倒れるようになってしまい、お尻と踵が離れて尻餅をついてしまう。
コツさえわかればなんてことはないのですが、このまっすぐしゃがむというのは皆さん苦労される。

ちなみにまっすぐしゃがむに関しては過去の記事も参照してください。
「まっすぐしゃがむ」「まっすぐしゃがむ2」「まっすぐしゃがむ3」
傾向としては上半身よりも下半身、特に骨盤と膝がまっすぐ落ちない人が多いですね。
どうしても線が身体の外にでてしまいます。
線に関しては過去の記事「足の裏に通す」も参照してください。
入門すると誰もが最初にちょっと苦労する部分ではありますが、これは全ての技の基本になってきます。
実際、技をやっていて行き詰った時は転がってみれば良いのです。
その時に、ちゃんとまっすぐに身体を落とすことが出来ていればたいていの技の問題は解決します。
逆に言えば、身体が転がれない状態、つまり身体が傾いてしまっている時はどうしても力づくの動きになってしまうのです。
まあ、何はともあれどんどん転がりましょう、ってことですね(^。^)