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柔術稽古日誌「強いは弱い」

田町のクラスには今、武道経験の全く無い女性Oさんが来ています。

手鏡という型の稽古をしました。

まずはOさんに手順を覚えてもらうために技を受けてもらった。
ゆっくりと丁寧にやったつもりなのだが最後の手首の関節が極まるところで「痛っ!」と言って転がる。

力なんか全く入れてないし、そもそも関節だってほとんど極めていなかったので痛いと言われてちょっとびっくり。

そこで、もう一度ゆっくりとやってみるとやっぱり「痛い!」と。
なるほど、Oさんの身体をよく観察してみると身体、特に腕が非常に緊張している。

そこで「Oさん、身体の力を抜いたまま受けてごらん」と言ってもう一度やってみる。
すると先ほどと同じように手鏡をやると、コロンと転がった後、Oさんがとてもびっくりしたような顔をして「痛くない!!」と言った。

八光流柔術では「力を入れたところが急所である」という考えがある。
Oさんの件は、まさにこの状態。

リラックス
力が入った腕は、一見強いようで非常に脆い。
その状態では腕全体が急所になっているのと同じ状態だから技をかけられるとわずかな力でも痛いと感じてしまうのも無理はない。

技を受ける時も力を抜きなさいとはいつも言っている事ではあるが、その理由がハッキリとわかる出来事でした。

そしてまた同時に自分の技も未熟さも痛感しました。
武道経験が全くない、そして関節技も経験したことがないような女性に対して今回の私の動きはまだまだ雑でした。
もっと柔らかく、もっと力を抜いて相手の状態をしっかりと観察しながら優しく技をかけられるようにしなくてはいけないと深く反省。

脱力というのは常に意識しているつもりでも、やっぱりすぐに身体というのは緊張の方向に偏ってくる。
だからこそ、脱力を学ぶにはまずは取りでも受けでもまずは常に意識的に力を抜くようにしなくてはいけない。

受けが力を抜くというのは相手の力を身体の中に通せるようなパイプを作る作業です。
そしてこのパイプが技をする時に身体全体の無駄のない力の流れを作り出す。

力を入れるというのはそのパイプにコンクリートを流し込むということ。
だからパイプがちゃんと出来てないうちに力を入れて受けたり技をかける癖がつくといつまでたってもパイプは詰まったままである。


身体が出来てくるまではなかなか上達しているような感覚がしないかもしれない。
でも、土台である身体をしっかりと作っておけば必ず後で技の上達に結びつく。

柔術に王道なし。
地道に稽古をするのが結局は近道なんでしょうね。

私ももっともっと力を抜かなくちゃな~(^_^;)

| 稽古日誌 | 15:27 | comments:0 | trackbacks:1 | TOP↑

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| まとめwoネタ速neo | 2012/06/07 10:53 |

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