柔術稽古日誌「脱力姿勢」
うちでの稽古は何はともあれ力を抜くところから始めるのだが、もちろんそう簡単にはいかない。
特に腕の脱力の際に姿勢が崩れやすい。
具体的には、腕を脱力しようとすると腕を身体の前にだらりと垂らし、猫背の姿勢になる。
もちろん、この姿勢でも一応腕の力は抜けるのだがこれは重大な欠点が二つある。
一つは、腕の脱力と引き替えに他の部分、特に首や背中の緊張度が増してしまうということ。
せっかく腕の力を抜いても他の部分に緊張を作ってしまっては意味がない。
この状態ではまさに小手先だけの脱力の技になってしまいます。
もう一つは腕を体幹部から切り離して脱力するので腕のコントロールが出来ない、要は腕を動かすことが出来ないということ。
これは致命的で、自分の腕の動きをコントロールすることが出来なければ技にも何にもならない。
ではどのような姿勢で腕の脱力をすれば良いのか。
まず基本的には骨格でバランスをとって立ちます。
そして胸を緩めせながら背中が広がっていく感覚で胸と背中を均等に緩めていきます。
肩甲骨は前方にスライドしないように背中側に降ろす。
イメージとしてはリュックなどをよっこいしょっと背負った時の肩の位置です。
肩甲骨を後ろに降ろす時に、胸が張らないように気をつけます。
当然ながら首もなるべく力が入らないようにリラックスします。
姿勢に関しては、細かく言えばきりがないのですが、とりあえず猫背になって腕が前にダラリと下がらないようにするというのが一番大きなポイントです。
脱力というのはつねに全体のバランスを考えて行わなければなりません。
そもそもなぜ脱力をするのかといえば、無駄のない動きをするためです。
ですから脱力をした状態をつくった上で動きが出来なければ意味がありません。
「脱力しました」
「じゃあ動いてみて」
「脱力したら動けません」
こういう状態はそもそも脱力のスタート地点から間違っているし、少なくとも柔術における脱力とは言えません。
じゃあ、どうすれば良いのか?となるのですが、これはなかなか言葉では説明しづらい。
脱力の感覚は稽古の中で自分自身の感覚で体験しながら覚えていくしかないものなんですよね(^_^;)
特に腕の脱力の際に姿勢が崩れやすい。
具体的には、腕を脱力しようとすると腕を身体の前にだらりと垂らし、猫背の姿勢になる。
もちろん、この姿勢でも一応腕の力は抜けるのだがこれは重大な欠点が二つある。
一つは、腕の脱力と引き替えに他の部分、特に首や背中の緊張度が増してしまうということ。
せっかく腕の力を抜いても他の部分に緊張を作ってしまっては意味がない。
この状態ではまさに小手先だけの脱力の技になってしまいます。
もう一つは腕を体幹部から切り離して脱力するので腕のコントロールが出来ない、要は腕を動かすことが出来ないということ。
これは致命的で、自分の腕の動きをコントロールすることが出来なければ技にも何にもならない。
ではどのような姿勢で腕の脱力をすれば良いのか。

そして胸を緩めせながら背中が広がっていく感覚で胸と背中を均等に緩めていきます。
肩甲骨は前方にスライドしないように背中側に降ろす。
イメージとしてはリュックなどをよっこいしょっと背負った時の肩の位置です。
肩甲骨を後ろに降ろす時に、胸が張らないように気をつけます。
当然ながら首もなるべく力が入らないようにリラックスします。
姿勢に関しては、細かく言えばきりがないのですが、とりあえず猫背になって腕が前にダラリと下がらないようにするというのが一番大きなポイントです。
脱力というのはつねに全体のバランスを考えて行わなければなりません。
そもそもなぜ脱力をするのかといえば、無駄のない動きをするためです。
ですから脱力をした状態をつくった上で動きが出来なければ意味がありません。
「脱力しました」
「じゃあ動いてみて」
「脱力したら動けません」
こういう状態はそもそも脱力のスタート地点から間違っているし、少なくとも柔術における脱力とは言えません。
じゃあ、どうすれば良いのか?となるのですが、これはなかなか言葉では説明しづらい。
脱力の感覚は稽古の中で自分自身の感覚で体験しながら覚えていくしかないものなんですよね(^_^;)