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柔術稽古日誌「老化のすゝめ」

うちの道場には現在80歳という年齢で元気に稽古しているKさんという方がいます。

この方、若い頃から運動で身体は鍛えていたようですが武道は八光流柔術をはじめるまで未経験。
昔から武道をやってみたいと思いつつもなかなか機会に恵まれずこの年まで過ぎてしまったそうです。
80歳を目前にして、やはり昔からやってみたかった武道に挑戦してみたいと思い、たまたまうちの道場を見つけて入門していただきました。

そんなKさんも入門からもうすぐ一年。

稽古の前に、もうすぐ一年ですねという話をするとKさんが言いました。

「おかげさまで稽古を始めてから身体が非常に楽になりました。年をとっても出来るという事はもちろん、稽古のおかげで年をとっても尚、身体の状態を向上させることが出来て嬉しいです」と。

思えばKさんが入門した時、80歳近い方への稽古には多少の不安もありました。
しかしそんな心配をよそにKさんは黙々と稽古を続け、どんどん上達していきます。

入門当初は上半身に緊張が強く猫背気味だった姿勢も、ストンと力が抜けて自然な立ち姿勢になりました。

稽古熱心なKさんは稽古での疑問や気づいたことをどんどん質問してきます。
日常生活の中での動作で柔術がどのように生かされているかということも色々と話してくれます。

私の倍近い人生経験をもつKさんとの稽古は私自身学ばせてもらうことも多くKさんとの稽古の中での気づきが他の門人への指導にも随分と役立っています。

老化は味方老化というとネガティブなイメージがつきまといがちで、だからこそ老化に抗うアンチエイジングという言葉が使われます。

しかし、八光流柔術は老化に伴う筋力や身体の衰えに影響されない、いやむしろ身体の衰えをそのまま味方にしてしまう武道です。

筋力が衰えるということはそれだけ無駄な力を使わなくて済むんです。
足腰が弱くなるからこそふんばって居つかずに楽に動けるんです。
関節の動きが悪くなるからこそ、小さな動きで技ができるんです。

老いても八光流、そして老いてこそ八光流、

年を重ねていくのがますます楽しみになってきました(^_^)。

| 稽古日誌 | 13:29 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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