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「身体を緩める古武術ワークショップ」

11月19日は多摩川で身体を緩める古武術ワークショップを行ってきました。
今回のワークショップの売り文句の一つに「スーツや普段着でも出来る」と書いてあり、実際仕事帰りの方も多かったので男性はスーツのまま女性も普段着のままで参加される方も多かったです。
実際、古武術といっても激しい運動をするわけではないのでスーツや普段着だと動きづらいとか洋服がビリビリ~なんて破れるようなこともありません。
ごく普通に立つ、歩く、座るが出来る格好ならノープロブレムです。

参加者は武道経験がない方が多かったですが、古武術や身体の使い方に興味がある方やパントマイムを職業とされている方の参加もありました。
パントマイムって個人的に憧れがあるんです。
ちゃんと習ったことはないけど壁とかロープとか一人で鏡の前でよく遊んでやってます(笑)
参加されたパントマイムの方は当然ながら身体の各パーツごとのセンサーが非常に緻密でさすがです。
私なんかよりも身体能力は数段上の方でしたね。

ワークショップの中で相手との「間」を感じる為に掴まれた手を動かさないように身体を移動する、というのをやりました。
要は空間固定なので、パントマイム的には非常に慣れた動きだと思います。

ところが、非常に興味深いのが外からの見た目は全く同じなのに、パントマイム的な空間固定と柔術的な空間固定はどうも握っている側の感触が違う。

では何が違うのか?

これはパントマイムをされている方もおっしゃっていたのですがパントマイムの身体操作って基本的に個人で成り立つことができるんですよね。
相手や物など自分の周りに何もなくても自分一人だけで人を、物を、世界を空間に浮かび上がらせる。
対して柔術の場合は、全ての動きは他者との関わりの中で作り出す。

そういう意味では柔術は相手がいないと表現できない身体操作なんです。
だから、柔術での空間固定は相手が手を離した瞬間に落下します。
対してパントマイムの場合は、相手が手を離しても自分の手はその空間に残ったままになります。
ちょっと大雑把な言い方で言うとパントマイムの動きは自立型、柔術は依存(共存)型といったところでしょうか。

ただし、実際の身体の動きとしては自立と依存どちらかだけではなく、バランスが大事なんですけどね。
それでも柔術というのは個人としての身体の使い方を教えているのではなく、人との関わり方を教えているんだなぁ、なんて妙に納得したわけです。

パントマイムそれと、誤解のないように言っておきますが、パントマイムと柔術の比較は、あくまでも私が個人的に感じたことを考察しただけですので参加された方の技術およびパントマイム全体を論じているわけではありませんしましてや優劣を比較しているわけではありません。

あくまでもあるひとつの技術における身体感覚の「差」を興味深く思い、わかりやすくする為に比較という形で書かせていただきました。


ワークショップは道場とはまた違った色々な人達との出会いがあって面白い。
今回も沢山の気づきと学びがありました。
参加された方々に感謝です。

次回のワークショップの日程も決まってます。
12月17日(月)で場所は今回と同じく大田区の富士見会館です。
今回参加された方はもちろん、新しい方の参加もお待ちしておりますのでよろしくお願いします。
詳細はコチラ

| ワークレポート | 01:09 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

先ほどはご丁寧なご連絡、ありがとうございます。

「自立」と「依存」・・・大きなテーマで、、、適切な喩えになるか分りませんけれど、
初期仏教と大乗仏教のことがふと頭に浮かびました。

両立の道を進みたいと、私の課題です。

本当にありがとうございます。

| JIDAI | 2012/11/23 16:11 | URL |

コメントありがとうございます。
何事もそうなんですがバランスというのが大事なんですよね。
私もどちらかに偏らずにそしてどちらにでも傾けることが出来る中庸を心がけていきたいと思います。
今回のことは色々と考えるきっかけになりました。
ありがとうございます。

| あんころ猫 | 2012/11/23 21:27 | URL |















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