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1/19古武術に学ぶぶつからないココロとカラダの使い方2

19日(土)は東松山でワークショップでした。
昨年の8月にやらせていただいて今回が2回目。

今回は午前・午後の2部制でトータル5時間。
最初5時間は長いかなとも思ったのですが、ゆっくりとしたペースでひとつひとつ丁寧に出来たのでかえって詰め込みすぎることもなく身体を慣らしていけて良かったかもしれません。

ワークの最初は「転がる」からスタート。
午前はほぼそれに時間を費やし、午後からは転がるをベースに色々なことをやってみました。

そのひとつが「預ける」ワーク。
二人で組んで一人が相手の手を持ってゆっくりと色々な方向に動かす。
手を持ってもらった方はとにかく力を抜いて相手に手を預けておく。

そして好きなタイミングで持っている手を離してみる。
しっかり脱力して相手に手を預けてあれば手を離した瞬間、ダラリと手が落下します。

これがやってみると意外と難しい。
力を抜いたつもりでも手を動かされているうちに無意識に力が入り手を離されても空中に手が止まってしまいます。

片手でも両手もやってみる。
慣れてきたら手を持っている人はゆっくりと一歩ずつ好きな方向に動いてみる。
手を預けている人は当然預けた状態を維持しつつ相手の動きについていく。
これもどのタイミングで手を離されても持たれた手は落ちる、はずなのだが殆どの人が中々落ちてこない(笑)。
ダンス柔術
皆さん、一生懸命やろうとすればするほど相手の動きにうまくついていけずに姿勢が崩れる。
そこで私が「力を抜くことも、預けることも決して「しよう」としないでください。力を抜くのも預けるのも大事なのは余計なことを「しない」ということなんです」と説明。

だんだんコツがわかってくると相手とほぼ同時に動いてついていけるようになる。
はたから見ているとどちらが動きを誘導しているかわからないくらい息をぴったり合わせて動きます。

右、左、前、右・・・とまるで社交ダンスでもやっているようです。

このワークは一見、預ける側だけの稽古のようですが、実は預けられる人もまた、いかに相手に抵抗なく預けてもらうかという身体の使い方を学ぶワークにもなっているのです。

他にも色々やりましたが書ききれないので割愛、私にはあっという間の5時間でした(^_^)。

こちらでも今回のワークの記事が載ってますのでぜひご覧になってください。
http://manabinoba.exblog.jp/17662576/

今回参加された皆さん、ありがとうございました。


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2月4日にもワークショップ行います。
興味のある方、ぜひご参加ください(^_^)/

2/4(月)「身体を緩める古武術ワークショップ」
http://kokucheese.com/event/index/69223/

馬橋日曜クラス新設のお知らせ
http://ankoroneko.blog115.fc2.com/blog-entry-388.html

柔術稽古覚書絶賛発売中
http://ankoroneko.blog115.fc2.com/blog-entry-383.html

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