柔術稽古日誌「土台を固めない」
上半身に対して下半身の脱力というのは意識しづらい。
例えば腕、肩などは緊張、脱力の違いがわかりやすいが、下半身の脱力というのはそもそもどのような状態が緊張で、どのような状態が脱力なのかがわかりづらい。
それに上半身は完全に脱力をしてもまだ姿勢を保つことができるが、下半身に関しては完全に脱力してしまっては立つことすら出来なくなるというところが下半身の脱力をさらに難しくしている。
下半身の中でも特にポイントとなるのが膝の脱力。
一般的には膝の脱力(抜き)というと膝を瞬間的に落下させるような動きをイメージする人も多いがこれはあまり良くない。
確かにこの方法で膝が曲がった瞬間は力が抜けているだろうが、問題はその脱力が一瞬だけということ、そして落下の動きが止まっる時に自分の身体を支えようと力が発生するのでむしろ瞬間的に膝を脱力する前よりも力が入ってしまうのです。
今までにも繰り返し言っていることだが膝の抜きというのはあくまでも状態であって落下ではない。
これは上半身でも同じだが脱力というのはそれを状態にして動き続けられなければ技にならない。

下半身というのはどうしても土台というイメージがあるのだが、このイメージがまた誤解を招くのかもしれない。
土台と言っても、下半身はあくまでも上半身を支えるという意味の土台であり、決して動かず固まっているという意味ではない。
これが本当に家だったら土台がぐらぐらしては困りますが、身体というのはむしろ逆で、ぐらぐらと動けるということが重要なんです。
だからこそ、上半身の脱力がしやすくなるんです。
案外、上半身を脱力しようと一生懸命になってるときほど逆に土台である下半身が固まってしまってるなんて人が多い。
上半身を緩めるには土台を固めるのではなく土台から緩める、という感覚を持ちましょう。
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
★4月より馬橋金曜クラスの稽古時間が変わります★
変更前 18時30分~19時30分、19時40分~20時40分
変更後 19時~20時、20時~21時
★4/3(水)身体を緩める古武術ワークショップ★
ワークショップの詳細、申し込みは
http://kokucheese.com/event/index/80546/
例えば腕、肩などは緊張、脱力の違いがわかりやすいが、下半身の脱力というのはそもそもどのような状態が緊張で、どのような状態が脱力なのかがわかりづらい。
それに上半身は完全に脱力をしてもまだ姿勢を保つことができるが、下半身に関しては完全に脱力してしまっては立つことすら出来なくなるというところが下半身の脱力をさらに難しくしている。
下半身の中でも特にポイントとなるのが膝の脱力。
一般的には膝の脱力(抜き)というと膝を瞬間的に落下させるような動きをイメージする人も多いがこれはあまり良くない。
確かにこの方法で膝が曲がった瞬間は力が抜けているだろうが、問題はその脱力が一瞬だけということ、そして落下の動きが止まっる時に自分の身体を支えようと力が発生するのでむしろ瞬間的に膝を脱力する前よりも力が入ってしまうのです。
今までにも繰り返し言っていることだが膝の抜きというのはあくまでも状態であって落下ではない。
これは上半身でも同じだが脱力というのはそれを状態にして動き続けられなければ技にならない。

下半身というのはどうしても土台というイメージがあるのだが、このイメージがまた誤解を招くのかもしれない。
土台と言っても、下半身はあくまでも上半身を支えるという意味の土台であり、決して動かず固まっているという意味ではない。
これが本当に家だったら土台がぐらぐらしては困りますが、身体というのはむしろ逆で、ぐらぐらと動けるということが重要なんです。
だからこそ、上半身の脱力がしやすくなるんです。
案外、上半身を脱力しようと一生懸命になってるときほど逆に土台である下半身が固まってしまってるなんて人が多い。
上半身を緩めるには土台を固めるのではなく土台から緩める、という感覚を持ちましょう。
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★4月より馬橋金曜クラスの稽古時間が変わります★
変更前 18時30分~19時30分、19時40分~20時40分
変更後 19時~20時、20時~21時
★4/3(水)身体を緩める古武術ワークショップ★
ワークショップの詳細、申し込みは
http://kokucheese.com/event/index/80546/