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柔術稽古日誌「パンくずロード」

稽古をしているとほとんどの人が技の成功より失敗することの方が多い。
でもこれはとても大事なことであり、この失敗の経験こそが上達の近道なんです。

有名な言葉に「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」というのありますが、柔術においても同様です。
技の成功にはたまたまの偶然はあっても、技の失敗には必ず理由があるのです。

その理由をしっかり理解し、稽古にどう活かすかというのが上達のキーワードとなります。
そういう意味では技が失敗した時こそ上達のチャンスなんです。

そして指導する側としては、技が上手くいかない要因をしっかりと気づかせてあげながら稽古の方向性を導くことが必要だと思っています。

稽古をしている者が自分の何が出来ていないのかがわからなければ上達の方向性が見えてきません。
それではスタートとゴール地点だけが決まっており、そこに至る道どころか方向すら定まっていない状態のようなものです。
もちろんそれでも自力で試行錯誤してゴールを目指すことも大事だとは思っています。
ただ自分自身が道場で人を指導する側に立ってみてつくづく感じるのは、縁があって私の道場に入門した人たちには全員残らず上達して欲しいと思っています。
その為にもなるべく無駄な道を通らないように稽古の方向性には常に注意しています。

ヘンゼルとグレーテルは森で道に迷わないようにパンくずを落としていきました。
私も柔術という森に足を踏み入れた人が道に迷わないようにパンくずを落としていきたいと思っています。

でもその物語ではパンくずを小鳥たちが食べて道がわからなくなってしまいます。
たった一つのパンくずでは道がわからなくなることもあります。

だから私が残したパンくずの道を通った人もぜひ自分自身でパンくずを落としながら進んでもらいたい。
何人もの人が繰り返しその道を通りながらパンくずを落とすことでハッキリとした道筋になってきます。
パンくずロード
道場というのは決して私一人のものでもないし、私一人だけで支えているものでもない。
未熟な私を門人みんなで支えてくれいるからこそ道場という場所が存在できていると思っています。

私自身の作った道筋はまだまだ頼りないかもしれませんが、門人一人一人の力を借りながらも柔術上達に向かうパンくずロードを作っていきたいと思います。

| 稽古日誌 | 20:51 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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