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柔術稽古日誌「2人目にかける」

技の時に、最初の動きだしで相手とがつんとぶつかって止められてしまうことがよくあります。
また逆に動きだしは出来ても最後にがつんとぶつかり技が止まってしまうこともよくあります。

なぜそのようなことが起きるのか。

技そのものが出来ていないということもありますが、要は居ついて身体が止まってしまっているんです。

相手にしてみれば相手が技をかけるのを待ち構えているのですから、静止しているものが急に動き始めれば反応できるし、逆に急に動きが止まれば同様に反応しておさえることが出来る。

そこでこんな事をやってもらいました。
3人に適当に立ってもらい、その3人に対して少し離れたところから近づいて歩きながら続けざまに技をかけていきます。
ポイントは少々動きが雑になってもいいからとにかく歩きを止めないこと。

やってみると、二人で向かい合って技をやっている時よりも相手は簡単に崩れていくのがわかります。
これはなぜかと言えば単純に言えば居ついていない状態だからです。

どうしても技をかける時に始まりと終わりを作ってしまいがちです。
しかし技に始まりと終わりを作るということは必ず技が止まるタイミングを作ってしまうということになってしまい、そこを相手におさえられてしまいます。

それが上記のように流れを作って技をかけていくと技の始まりと終わりが捉えづらくなります。

2人目の技今度はまた二人で技の稽古をしてみます。
その際、目の前の人に技をかける前に仮想の1人目を作り、多少でもいいからそのような動きをつくりその流れを途切れないように目の前の人に技をかけてみます。
すると先ほど歩きながら技をやったようにあっけないほどに簡単に相手が崩れるのがわかります。
その感覚がわかったら、さらに目の前の人に技をかけた後に仮想の3人目をつくり技をかけ終わりつつ次の人に向けて身体を移動させていきます。
これで技の終わりの部分も動きが消えます。

さっきまで二人でウンウンいいながら固まって技がかからなかったのが、この方法をやった瞬間あまりにもあっけなく技がかかるようになって門人もびっくりしています。

これはどんな技でも使える感覚です。
目の前の人を技をかける時は一人目ではなく二人目に設定し、さらに三人目をつくっていく。
たったこれだけの事ですが技の効きがはっきりと違ってきます。

稽古ではこれに関連して居つきを取る為に他にもいくつかの方法をやってみましたが、それはまた今度。

技には終わりは無いほうが良いですが、ブログの場合は終わりがないと読むほうが大変ですので(笑)

| 稽古日誌 | 22:20 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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