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柔術稽古日誌「合宿稽古」

土日は道場の合宿でした。
前回より大幅に参加者も増えにぎやかで非常に充実した合宿となりました。

合宿では千葉、東京、神奈川と普段の稽古ではなかなか顔を合わすことも少ない人達とたっぷりと稽古が出来ます。

合宿中の稽古の進め方は基本的には門人達に任せています。
それぞれ門人が自分の課題を見つけ相手を見つけ稽古をしていきます。
もちろん先輩や師範達は指導を頼まれればどんどん手をとって教えていきます。

門人がやる技というのは全員私が教えているわけですから当然同じですが、身体の使い方の感覚やそれを説明する言葉などは皆少しずつ違います。
ですので入門して日が浅い門人にしてみると沢山の先輩方から指導を受ければ受けるほど、その指導の仕方の違いに少々戸惑います。

でもこれこそが合宿稽古の醍醐味の一つとも言えるのです。
いつも同じクラスで稽古をしているとどうしても技の視点が固定しがちです。
それが合宿稽古だと思ってみなかったような新たな視点を追加することができます。

例えばAというモノを常に正面から見ている人は、背後から見ている人や横から見ている人に技を教わることで思わぬ発見があり、それを門人達でお互いにシェアしあうことでAという全体像により正確に近づくことが出来るようになります。

10という答えにたどり着くのは5+5だけではありません。
1+9でも4+6でも8+2でも全て答えは10です。

合宿の稽古では、一つの技にたどり着くのに実はいくつものプロセスがあるということを知る非常に良い機会なんじゃないかと思います。
無限館
夜は食事と酒と語り合い。
これまた合宿ならではの醍醐味ですね。
私も調子に乗ってビールをがんがん飲んだのでかなりおしゃべりになりました。
まあ、普段からおしゃべりなので門人から見たら対して変わらないかもしれませんが(笑)

さて、今週はそれぞれのクラスで合宿で得た気づきをお互いにシェアするお土産稽古です。
楽しみですね~(^。^)。


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10月26日(土)「古武術に学ぶ ぶつからないココロとカラダの使い方4」

一般向けのワークショップは今年はコレが最期かな~。
何をやるかは集まった人達次第だけど、今回は姿勢と脱力の関係を掘り下げてみようかな。
興味がある方はぜひご参加下さい。
詳細はコチラ

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