ブログパーツ

PREV | PAGE-SELECT | NEXT

≫ EDIT

柔術稽古日誌「北風と太陽」

相手との間合いでどのように技が変わるかということを検証する為に、以下のようなことをやってもらった。

まずは近い間合いで手首を掴まれる。
この状態で掴まれた方は手を落下させて相手を崩してみる。
近すぎる間合いだと相手はあまり崩れない。

では次に足を使って間合いを少し離してみる。
その位置から同じように腕を落下させると先ほどよりも大きく崩れるのがわかる。

この違いがわかったら相手との距離を近づいたり離れたりしながら色々な立ち位置で同じようにやってみる。

そうするとある特定の場所に立つと殆ど手応え無く相手が崩れるのがわかると思う。
これは相手と丁度良い間合いに立てたということになる。

ただし、この間合いというのは相手との距離だけの問題だけではなく身体の内部感覚や心理状態も影響してくる。
上記の方法は距離のみで比較した検証だが、本来は単純に相手と何センチ離れれば良いというものではない。

例えば先ほど抵抗感なく相手が崩れた間合いと同じ位置で、力をグッと入れながらやると先ほどと同じようには相手は崩れない。
自分自身の身体の使い方が変化した事で相手との間合いが崩れてしまったのです。

柔術では力を抜くことが基本です。
その理由の一つとして力というのは自分が強く入れれば入れるほど相手も力を出してくるからです。
逆に言えばこちらが力を抜けば抜くほど相手も力を入れることができなくなる。
だから力を抜けば抜くほど技がかかりやすくなる。

これはイソップ寓話の「北風と太陽」みたいなものです。
力を使えば使うほど相手はその力に抵抗してくるが、こちらが脱力すればするほど相手も力が抜けてく抵抗できなくなる。
北風と太陽
刺激を少なくすればするほど運動エネルギーは相手に大きく伝わります。
この感覚がわかってくれば力を入れた大きな動きよりも力を抜いた小さな動きの方が相手が崩れやすいというのがわかってきます。

とはいえ、わかっていてもついつい技をかけようとすると力というのは入れてしまいがち。
力を抜くというは常に意識しながら稽古をしないと中々身につけることができません。

あなたの技は北風になってませんか。



★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

40歳から始めよう

| 稽古日誌 | 00:01 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT















非公開コメント

TRACKBACK URL

http://ankoroneko.blog115.fc2.com/tb.php/447-1eef6756

TRACKBACK

PREV | PAGE-SELECT | NEXT