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柔術稽古日誌「柔術と鍼」

うちの道場は老若男女さまざまな人達がいて年齢もバラバラだが、職業という点だけ見ると治療関係に携わっている人は非常に多い。
鍼灸、マッサージ、整体、気功、ヒーリングetc.

先日、たまたま道場内で鍼灸師の方が他の門人を治療する場面がありました。

鍼灸を知らない人に説明すると鍼灸の鍼というのは(種類にもよりますが)髪の毛の様に非常に細い。
注射の針のようなものをイメージしている人から見たらこんなふにゃふにゃの鍼で刺さるのかな、というくらいのものです。

しかしそんな細い鍼は身体の表面を傷つけることもなくスーっと身体の奥まで入っていきます。
もしこれが鍼ではなく釘だったら皮膚や血管、筋肉など接触部位を傷つけてしまいます。
つまり鍼というのは細いからこそ身体を傷つけることなくツボに刺激のみを与えることが出来るのです。

八光流柔術には皇法指圧という技術があります。
この皇法指圧の特徴は痛覚刺激なのですが、この痛覚というのは経絡のツボ(経穴)への刺激です。

だから力任せに親指で押せば良いというものではありません。
相手に的確な刺激を与えるには接点をより小さく鍼のようにピンポイントに入れないといけません。

そういう意味では皇法指圧は指による鍼治療のようなものとも言えます。

八光流の技に「雅勲」というものがあります。

具体的な技の解説は控えますが、この雅勲はまさに鍼のようにピンポイントで経絡やツボに刺激を与える技なんです。
ところが慣れないとどうしても握力や締めあげるだけの力技になってしまいがちです。

雅勲に限らず八光流柔術における痛覚刺激というのはあくまでも接点を傷つけるためのものではなく経絡上に刺激を「通す」ものなんです。

痛みの快不快
痛覚と言っても相手を傷つけるような痛みは「不快」となり、通すような痛みは相手にとって「快い」感覚を与えます。

この違いをしっかりと区別できなければ痛覚を使った技は力技の範疇を越えることは出来ません。

痛覚刺激の技の時に相手の顔は苦痛で歪んでいますか?それとも痛がりながら笑っていますか?

| 稽古日誌 | 17:42 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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