柔術稽古日誌「振り子と支点」
うちの道場の稽古はその時々でテーマを決めてそれをベースにしながら稽古を進めていきます。
決まりはないけど一つのテーマで数ヶ月から長いと半年位ずっとやることもあります。
そして今年2015年の最初のテーマは「腕の落下」
腕の落下も今までにも何度も稽古していますが、まだまだ奥が深いんです。
稽古では腕の落下と振り子運動の関係を確認しながら稽古をしています。
腕の落下では肩→肘→手首の順番で脱力していくというのが基本ですが、その時に関節の支点運動が起きてしまっている人が多い。
わかりやすい例で説明すると壁にヒモの端を固定して、そのヒモの反対側を掴みます。
このヒモが落ちれば掴んでいる人は振り子運動で崩されます。
しかし、どんなに崩れていても、最終的には振り子の支点部分を利用してしがみつくことができます。
ではもし、ヒモが落下する時に、同時に壁に固定された部分が外れたらどうなるでしょう。
ヒモの支点がなくなってしまうのでしがみつくこともできずにヒモを持ったまま崩れおちるしかなくなります。
今回の腕の落下で重要となっているキーワードは「支点を消す」ということです。
これが出来ずに肩関節を支点にした振り子運動があると、どんなに腕を脱力しても、技の途中で相手にしがみつかれば踏ん張られてしまいます。

というわけで肩の支点を消す稽古をしているのですが、難しいのは腕というのは先ほどのヒモと壁のように身体から切り離すことが出来ないのです(^_^;)
ちなみに支点を消すというのは柔術的な言い方をすれば「抜き」です。
今までも繰り返し言ってきましたが抜きは落下ではなく状態です。
これが支点を消すためのヒントとなってきます。
肩に限らず身体の関節は全て抜きが出来ていないとだめです
これは言うなればフランチャイズして全国展開しているお店みたいなもの
えっ、どういうことかって?
どちらも支点(支店)が多い…
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
1月末で入門の受け入れはいったんストップします。
入門をご希望の方は今月中に体験入門のお申し込みをお願いします。
http://hakkouryu.jimdo.com/
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腕の落下も今までにも何度も稽古していますが、まだまだ奥が深いんです。
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腕の落下では肩→肘→手首の順番で脱力していくというのが基本ですが、その時に関節の支点運動が起きてしまっている人が多い。
わかりやすい例で説明すると壁にヒモの端を固定して、そのヒモの反対側を掴みます。
このヒモが落ちれば掴んでいる人は振り子運動で崩されます。
しかし、どんなに崩れていても、最終的には振り子の支点部分を利用してしがみつくことができます。
ではもし、ヒモが落下する時に、同時に壁に固定された部分が外れたらどうなるでしょう。
ヒモの支点がなくなってしまうのでしがみつくこともできずにヒモを持ったまま崩れおちるしかなくなります。
今回の腕の落下で重要となっているキーワードは「支点を消す」ということです。
これが出来ずに肩関節を支点にした振り子運動があると、どんなに腕を脱力しても、技の途中で相手にしがみつかれば踏ん張られてしまいます。

というわけで肩の支点を消す稽古をしているのですが、難しいのは腕というのは先ほどのヒモと壁のように身体から切り離すことが出来ないのです(^_^;)
ちなみに支点を消すというのは柔術的な言い方をすれば「抜き」です。
今までも繰り返し言ってきましたが抜きは落下ではなく状態です。
これが支点を消すためのヒントとなってきます。
肩に限らず身体の関節は全て抜きが出来ていないとだめです
これは言うなればフランチャイズして全国展開しているお店みたいなもの
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