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柔術稽古日誌「縛って脱力!?」

重心移動の技というのは身体全体の移動する力を腕に伝えていくということ。
ところがどうしても腕に「伝える」ではなく腕そのものを動かしてしまいます。

腕はあくまでも動力機関ではなく伝達機関として使います。
伝達機関として腕を使うには脱力は必須。

伝達機関としてのイメージはホース。
足元から身体を通って流れてきた水がそのまま腕の中を通り抜けて相手に伝わります。
もし緊張をしてしまうとそのホースが詰まって水が流れなくなってしまいます。
柔術稽古日誌「重心移動を伝える」も参照

帯重心移動1
しかしとにかく脱力すれば良いかと言えばそうでもない。
力を抜きすぎてしまうと身体と腕が切り離されてしまい、そもそもホースが繋がっていないので水が流れなくなってしまいます。

腕だけで動かしてもダメ、かといって力を抜きすぎて身体だけが動いて腕が取り残されてもダメ。

ちょうど良い感覚を掴むために稽古の時に身体を縛ってみました(笑)
帯重心移動2

帯でぐるぐると縛って腕を身体に固定します。
その状態で縛られた人は腕は脱力したまま、相手に手をとってもらいます。

これで準備完了。

縛られた人はとにかく自分の腕のことは忘れて足を使って重心移動を行います。
この時に自分の腕も一緒に動かそうなんて思わずに完全脱力して相手にあずけたまま放っておきます。
すると面白いことに重心移動すると相手は簡単に動いて崩れていきます。

腕は脱力したままなのでやっている人は腕にまったく手応えがありません。
それでも相手は崩れるのですから重心移動のエネルギーはしっかりと相手に伝わっているわけです。

つまり最初に言ったように腕が伝達機関としての役割を果たしているわけです。

縛られた状態からどの方向に動いても同じです。
この感覚を引き投げ等の技に応用すれば腕の力を全く使わずに相手を崩す感覚がわかるようになります。

縛るというのは身体の動きを制限するというイメージが強いですが、柔術的にはこの方法を取ることでむしろ腕の脱力がしやすくなります。

緊張ではなく緩める為に縛るのだからさしずめ緊縛ならず緩縛といったところ、かな。

| 稽古日誌 | 18:16 | comments:1 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

緊縛が緩縛に感じられるようになると

◼️ 2015/04/21 田端クラス
new I , K, old I ,Oさんたちと

本日も皮膚接触と重心移動の稽古

緊縛だが緩縛というその意味
肘の落下と向きと可動域の解放
剛体から流体へ
先が取れて線でつながってしまうので、重さが流れるようになる。重さに任せられるようになる。ほんの少しの重心移動、皮膚一枚の重心移動でオッケイ。 感動!

八光取りの意味と応用
八光の手、親指の意味、役割
土台は姿勢と落下その結果としての先と線とつながり、放すに放せなくなる
上げては下げるだけの引き落とし
体の範囲から出ない。
掴まれても皮膚で先を取り重さ、重心移動で中枢側の重さで先から誘導し、その重さを踵に流し落とせば良い。

すなわち受けて流し返す。
接触でもらい、返し
さらには、非接触もらい返しでもオッケイなのは、広沢先生に見せてもらいなるほど、出来そうとは思ったが、本日は、接触でもらい返すところ止まり。
あっという間の2時間だった!

これまでの感触とは異なりつながるともなくつながって相手が崩れてくれる体験を積み、益々、面白い!

で、何が稽古が?
何かすることが稽古ではない!
今まで気づかずにしていた緊張を解放できる身体の姿勢、準備状態に、自分でなれるように身体感覚と相手とのつながり感覚と接触部からの相手の身体の状態を感じる稽古。
下手をするとまだまだ、自分では、その新たなつながった状態が自覚できない時がある。
自分でその状態になろうとしてと努力すればするだけドツボにはまって居着いてしまう。
ふっとあきらめて、肩肘、呼吸が楽になるとまたつながれるようになる。

また、背の高い人に持たれると、またまた感じが異なる。

同じ背格好の人からは、かなりしっかり、ギッシリと掴まれても、居着かずに重さを流して、抵抗なく崩れてもらえるようになったが、背の高い人から上からしっかり手首を持たれるとつながる感じがあやふやになり、実際切れてしまう。

今後もの稽古課題は、相手が誰でも、力感なく重さで楽につながれるような繊細で、まろやかな身体感覚を養って行くこと?!

| あんころころ紅の豚 | 2015/04/22 11:16 | URL | ≫ EDIT















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