柔術稽古日誌「上腕骨による肘の落下」
腕の落下を稽古していて多くの人が苦労しているのが「肘」
腕を頭上に上げてからの落下であればそれほど苦労しないのだが、腕を身体の前に出して落下をしようとするとどうしても肘を引っ張る動きが出てきてしまいます。
なぜ肘を落下させようとすると引っ張ってしまうのか。
それを改善させる為に、以下のような説明してみた。
まず腕の落下については腕を上腕と前腕の二つに分け、腕の落下はまず上腕が落下し、次に前腕が落下する。
つまり上腕→前腕という順番で落下すると考えます。
単純に考えれば腕の落下は二本の棒がトン、トンと2回にわけて落下すれば良いわけです。
この上腕と前腕をつなぐ部分が肘となるわけですが、この肘という部分の意識が曲者なんです。
多くの人が肘として認識している部分(肘頭)を解剖学的に見てみると、尺骨の端の部分です。
つまり肘という部位は上腕ではなく前腕部分に属するということ。

だから肘を意識的に動かして落下させようとするとそれは前腕(尺骨)の動きになってしまいます。
この動きが「引っ張る」動きとなって相手に感じ取られてしまうのです。
ではどうするかと言えば肘を意識せずに上腕骨のみを意識して落下を行います。
結果的に言えば、上腕骨が落下すれば、自動的に肘が落下します。
上腕骨で肘を落下させるか
尺骨で肘を落下させるか
見た目の動きはあまり違いがないかもしれませんが、動きの質としては大きな違いです。

実際に相手に手を掴んでもらい比較してみるとその違いがよくわかります。
肘(尺骨)を意識して動かそうとすると引っ張るような力が加わり相手は動きません。
しかし上腕骨を動かして肘が落下してくると相手は抵抗することもできずに簡単に引き寄せられます。
わかりづらい感覚かもしれませんが肘を動かす時には肘を意識しないというのが重要なポイントです。
上腕骨での落下のイメージがわかりづらい人は肩関節を使って肘を動かすというイメージでもいいかもしれません。
肘を意識せずに肘を動かす感覚、色々と工夫してみましょう。
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
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定員になり次第募集は締め切ります。
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だから肘を意識的に動かして落下させようとするとそれは前腕(尺骨)の動きになってしまいます。
この動きが「引っ張る」動きとなって相手に感じ取られてしまうのです。
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上腕骨で肘を落下させるか
尺骨で肘を落下させるか
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肘(尺骨)を意識して動かそうとすると引っ張るような力が加わり相手は動きません。
しかし上腕骨を動かして肘が落下してくると相手は抵抗することもできずに簡単に引き寄せられます。
わかりづらい感覚かもしれませんが肘を動かす時には肘を意識しないというのが重要なポイントです。
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