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柔術稽古日誌「浸透する力」

柔術では強い力よりも弱い力の方が相手を崩しやすいんだよと言ってもそれを実感するのは難しい。

そこで稽古の時に「浸透する力」に関して説明をしました。

腕をガッチリ緊張させた状態でテーブルなど台上に手を置いてそれを上からグッと押さえつけてもらいます。

すると押さえつけている力は腕の接触面でぶつかっています。

力の浸透1
その状態からスーっと腕の力を抜いてみましょう。

そうすると上から押さえつけている力が腕の中を素通りしてテーブルに流れていきます。

どんなに力を入れて押さえつけても、腕は全く力を入れなくてもテーブルが勝手に力を受け止めてくれます。


同じようなことは壁を背にしてもやってみましょう。

正面から胸を押されて、胸にぐっと力を入れてこらえると力がそこでぶつかって止まりますが、力を抜くとその力は背後の壁に流れていってしまいます。



つまり力というものは緊張するとそこでぶつかって止まってしまうが、力を抜くと身体の中を通り抜ける性質があるわけです。

だから技を受ける時はなるべく力を抜いておけば相手の力をどんどんアースして流すことが出来るわけです。

力の浸透2
では、今度は視点を変えて技をかける側から考えてみましょう。

相手が緊張していると力が浸透しないわけですから、相手の緊張を誘発しなければ良いわけです。


相手の胸を素早く力強く押すではなくゆっくりと弱い力で押すと、その力は相手の中に浸透していき簡単に崩すことが出来ます。

例えば、水面を勢い良く叩くと非常に固い物体になりますが、ゆっくりと手を入れていけば全く抵抗もなく水面の中に入っていきます。


検証としてこんなことをやってみます。

正面から胸に触れ、なるべく力を抜いたまま腕がゆっくりと伸びて相手の背中まで届いたようにイメージします。

その相手の背中にはボタンがあって、そのボタンをぽんっと押してみましょう。

背中のボタン
すると相手は背中から弾かれるように崩れていきます。


これを使えば、相手の身体の好きなところに力を浸透させて当身を与えることも出来るようになります。


人間の身体は60%が水分です。

水の中にゆっくりと手を入れるように力を浸透させて行きましょう。


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