5/3「施術家・セラピストの為のつながる身体のワークショップ~技術から本質へ~」
5月3日は「施術家・セラピストの為のつながる身体のワークショップ~技術から本質へ~」でした。
まずは身体づくりの基本として説明したのが「調身・調息・調心」のお話。
調身では重力の感じ方や姿勢の作り方を説明。
ほんのちょっとした身体の使い方で重力の感じ方に差が出ることを体感してもらいました。
調心では感覚・知覚・認知の違いによる身体の変化と脳波との関連などを説明。
調息では呼吸の重要性や調身や調心とのバランスにいかに関わってくるかの説明をしました。
午前中の後半はロックバランシング(石を積み重ねるアート)と生卵立てを皆で体験。

意識を集中させると肩や首に力が入ったり呼吸が止まったり、呼吸や脱力を気にしすぎると卵への意識の集中が出来なかったりと、調
身・調息・調心のバランスの難しさを実感してもらいながら挑戦。
午後は重力の存在から陰陽理論へ展開、そこからは実際に身体をどんどん動かしてワークしていきます。
身体を解剖学的に解釈することでで引力(下に引っ張る力)と斥力(上に引っ張られる力)の二つの力を別々に感じ取る方法を教えます。
「なぜ脱力が必要なのか」「何の為に脱力するのか」ということの意味と理由を明確にしていきます。

身体の力の流れる方向の法則性を使うと相手を簡単に動かしたり導いたり出来るのでその効果に参加者も皆さん驚いていました。
そしてここで重要になってくるのは呼吸。
必ず「吸って、吐いて」をセットにして身体を動かします。
呼吸と身体の動きのシンクロが上手く出来ると身体を殆ど動かさなくても相手の身体に変化を与えることが出来ます。
今回のワークショップは施術家・セラピスト向けのものですから武道的に技をかけてやろう意識は必要ないのですが、それでもつい相手に対して何かを「しよう」としてしまいます。
大事なのはまず相手と「つながる」こと。
その為にはまず相手の力や動きをまるごとそのまま受け取る感覚が必要です。
それを呼吸の「吸う」と「吐く」で相手との身体とつながりを作ります。
上手く相手とつながることが出来ると何かを「しよう」とする感覚というよりはただそこにある身体の動きや循環しているものを「感じる」だけで相手が反応して崩れていきます。

言葉では説明しづらいのですが、この状態で崩されると身体感覚的には何もないのに身体が緩んで抵抗できずに崩れていくので、思わず笑ってしまいます。
最後はワークショップのタイトルにもある「技術から本質へ」の解説、そしてその人のあるがままの姿や雰囲気である「佇まい」のお話。
言葉だけだと「ふーん」というだけで終わってしまいますが身体で実体感した後ではそれなりに説得力はあったのではないかと思います。
今回のワークショップは募集してすぐに定員が埋まるなど有難いことに大盛況で急遽募集枠を増やしたぐらいでした。
興味を持って参加された皆さんが満足できる内容をしっかりと伝えられたかどうかわかりませんが、今、自分に出来ることのめいっぱいは全力で伝えたつもりです。
それでも今回だけでは伝えきれなかったこともいっぱいあります。
個人的には今回の理論をさらにもう一歩進めたワークもやってみたいですね。
参加された皆様、ありがとうございました。
まずは身体づくりの基本として説明したのが「調身・調息・調心」のお話。
調身では重力の感じ方や姿勢の作り方を説明。

ほんのちょっとした身体の使い方で重力の感じ方に差が出ることを体感してもらいました。
調心では感覚・知覚・認知の違いによる身体の変化と脳波との関連などを説明。
調息では呼吸の重要性や調身や調心とのバランスにいかに関わってくるかの説明をしました。
午前中の後半はロックバランシング(石を積み重ねるアート)と生卵立てを皆で体験。

意識を集中させると肩や首に力が入ったり呼吸が止まったり、呼吸や脱力を気にしすぎると卵への意識の集中が出来なかったりと、調
身・調息・調心のバランスの難しさを実感してもらいながら挑戦。
午後は重力の存在から陰陽理論へ展開、そこからは実際に身体をどんどん動かしてワークしていきます。
身体を解剖学的に解釈することでで引力(下に引っ張る力)と斥力(上に引っ張られる力)の二つの力を別々に感じ取る方法を教えます。
「なぜ脱力が必要なのか」「何の為に脱力するのか」ということの意味と理由を明確にしていきます。

身体の力の流れる方向の法則性を使うと相手を簡単に動かしたり導いたり出来るのでその効果に参加者も皆さん驚いていました。
そしてここで重要になってくるのは呼吸。
必ず「吸って、吐いて」をセットにして身体を動かします。
呼吸と身体の動きのシンクロが上手く出来ると身体を殆ど動かさなくても相手の身体に変化を与えることが出来ます。
今回のワークショップは施術家・セラピスト向けのものですから武道的に技をかけてやろう意識は必要ないのですが、それでもつい相手に対して何かを「しよう」としてしまいます。
大事なのはまず相手と「つながる」こと。
その為にはまず相手の力や動きをまるごとそのまま受け取る感覚が必要です。
それを呼吸の「吸う」と「吐く」で相手との身体とつながりを作ります。
上手く相手とつながることが出来ると何かを「しよう」とする感覚というよりはただそこにある身体の動きや循環しているものを「感じる」だけで相手が反応して崩れていきます。

言葉では説明しづらいのですが、この状態で崩されると身体感覚的には何もないのに身体が緩んで抵抗できずに崩れていくので、思わず笑ってしまいます。
最後はワークショップのタイトルにもある「技術から本質へ」の解説、そしてその人のあるがままの姿や雰囲気である「佇まい」のお話。
言葉だけだと「ふーん」というだけで終わってしまいますが身体で実体感した後ではそれなりに説得力はあったのではないかと思います。
今回のワークショップは募集してすぐに定員が埋まるなど有難いことに大盛況で急遽募集枠を増やしたぐらいでした。
興味を持って参加された皆さんが満足できる内容をしっかりと伝えられたかどうかわかりませんが、今、自分に出来ることのめいっぱいは全力で伝えたつもりです。
それでも今回だけでは伝えきれなかったこともいっぱいあります。
個人的には今回の理論をさらにもう一歩進めたワークもやってみたいですね。
参加された皆様、ありがとうございました。