柔術稽古日誌「お辞儀崩し」
今、稽古でやっているのはお辞儀による崩し。
稽古の方法としては正面から胸に手を当ててもらい、お辞儀をして相手を崩します。
しかしお辞儀の時に相手の腕がつっかえ棒のようにぶつかって動きを止められてしまいます。
これは当たり前と言えば当たり前。

ではどうするか。
身体を前に倒す、つまり相手に寄りかかるように押すから相手とぶつかるのですから前に押さないお辞儀をすれば良い。
その際のお辞儀のイメージは頭を下げる(下ろす)という感覚で行います。
頭を下げる為にまず必要なのが頭と体幹部(身体)の分離。
頭を上下に動かしてみます。

この時のポイントは頭だけを上下させること。
首の緊張が強い人は頭の上下運動の時に身体が一緒に動いてしまいますのでしっかりと首を緩めて行うこと。
頭というのはとても重くて5キロ位あり、それは大玉のスイカ位あります。
そんな重いものを首だけで支えているのですから首の緊張を取るのは難しいかもしれません。
しかし逆に言えば、首の緊張さえ緩めて頭を下ろせば、その重さで勝手に頭がおりて身体がお辞儀してくれます。

身体を前方に押さずにお辞儀をするのにいくつかイメージの取り方があります。
・身体をじゅうたんのようにクルクル巻くようにお辞儀する。
・背骨を一骨ずつ倒しながらお辞儀をする。
どんなイメージを使うにしてもなるべく頭が重力方向に従うようにお辞儀をして前方に倒れたり相手を押すような動きを出さないことが重要です。

動きの順番としてはまず首を緩めて頭を下に向け、それから頭を真っ直ぐ下ろすように床に向かってお辞儀します。
慣れてきたらお互いに両肩を組んだ状態からお辞儀をして相手を崩します。

身体の動きは先ほどと全く一緒なのですがお互いに肩を組むとつい相手を前に押したくなったり自分の腕で相手を崩したくなってしまうので注意。
あくまでもお辞儀の動きだけで相手を崩すのがポイントです。
「実るほど頭を垂れる稲穂かな」なんて言葉がありますが、技が上達するほど頭を垂れることの重要性がわかってきます。
稽古の方法としては正面から胸に手を当ててもらい、お辞儀をして相手を崩します。
しかしお辞儀の時に相手の腕がつっかえ棒のようにぶつかって動きを止められてしまいます。
これは当たり前と言えば当たり前。

ではどうするか。
身体を前に倒す、つまり相手に寄りかかるように押すから相手とぶつかるのですから前に押さないお辞儀をすれば良い。
その際のお辞儀のイメージは頭を下げる(下ろす)という感覚で行います。
頭を下げる為にまず必要なのが頭と体幹部(身体)の分離。
頭を上下に動かしてみます。

この時のポイントは頭だけを上下させること。
首の緊張が強い人は頭の上下運動の時に身体が一緒に動いてしまいますのでしっかりと首を緩めて行うこと。
頭というのはとても重くて5キロ位あり、それは大玉のスイカ位あります。
そんな重いものを首だけで支えているのですから首の緊張を取るのは難しいかもしれません。
しかし逆に言えば、首の緊張さえ緩めて頭を下ろせば、その重さで勝手に頭がおりて身体がお辞儀してくれます。

身体を前方に押さずにお辞儀をするのにいくつかイメージの取り方があります。
・身体をじゅうたんのようにクルクル巻くようにお辞儀する。
・背骨を一骨ずつ倒しながらお辞儀をする。
どんなイメージを使うにしてもなるべく頭が重力方向に従うようにお辞儀をして前方に倒れたり相手を押すような動きを出さないことが重要です。

動きの順番としてはまず首を緩めて頭を下に向け、それから頭を真っ直ぐ下ろすように床に向かってお辞儀します。
慣れてきたらお互いに両肩を組んだ状態からお辞儀をして相手を崩します。

身体の動きは先ほどと全く一緒なのですがお互いに肩を組むとつい相手を前に押したくなったり自分の腕で相手を崩したくなってしまうので注意。
あくまでもお辞儀の動きだけで相手を崩すのがポイントです。
「実るほど頭を垂れる稲穂かな」なんて言葉がありますが、技が上達するほど頭を垂れることの重要性がわかってきます。