柔術稽古日誌「緩んでから動く」
お辞儀崩しは頭から順番に落としていきますが注意しなければならない点があります。
それは上から順番に緩めるというのはお辞儀するまでは緩めていないということではないということ。
これはお辞儀崩しに限らず身体全体を最初に緩めておくというのは全ての技の基本です。

勘違いしやすいのが緩める(抜き)=動かすという考え方。
これは膝や肘等の抜きというところでも何度も言っていることだが抜きは動きではなく状態であるということ。
そこを勘違いしてしまうとこのお辞儀崩しもお辞儀という動き=緩めるという感覚になってしまう。
決してお辞儀が始まってから首の抜きが始まるわけではなく、動く前から首は抜いてるし、動いている時も首は抜いているというのが正しい。
ポイントは「動きながら緩める」のではなく「緩んでから動く」ということ。
例えば足首→膝→腰→胸→肩→肘→手首という順番で身体の中に力を伝えていくとする。
この時に足首から手首までを一つずつ動かしながら緩めて伝えていくという考えだと足首→膝→腰まで力が伝わっている時には胸→肩→肘→手首はまだ緩んでいないということになる。
この方法で力を伝えていってもそれは切れ切れであり実際にはバラバラに身体を動かしているだけである。
そうではなくまず最初に足首から手首まで身体全体の力を抜く。
その状態から足首から動き始めることで手首まで力が滞ることなく伝わるのである。
イメージとしては水(力)の流れを伝えるにはまずそれを流すホースに詰まっているもの(緊張)を取らなくてはいけない。

もしホースが詰まったままでは水を流しても途中で止まってしまう。
しかしちゃんとホースが綺麗になっていれば水を流し始めればあとは自然に先端まで水は流れていく。
動きながら緩む、のではなくまず緩んでから動く
柔術の技は当たって砕けろではなく最初に身体の準備をしっかり作ることが大事です。
「始め抜ければ終わり良し」です、ね。

それは上から順番に緩めるというのはお辞儀するまでは緩めていないということではないということ。
これはお辞儀崩しに限らず身体全体を最初に緩めておくというのは全ての技の基本です。

勘違いしやすいのが緩める(抜き)=動かすという考え方。
これは膝や肘等の抜きというところでも何度も言っていることだが抜きは動きではなく状態であるということ。
そこを勘違いしてしまうとこのお辞儀崩しもお辞儀という動き=緩めるという感覚になってしまう。
決してお辞儀が始まってから首の抜きが始まるわけではなく、動く前から首は抜いてるし、動いている時も首は抜いているというのが正しい。
ポイントは「動きながら緩める」のではなく「緩んでから動く」ということ。
例えば足首→膝→腰→胸→肩→肘→手首という順番で身体の中に力を伝えていくとする。
この時に足首から手首までを一つずつ動かしながら緩めて伝えていくという考えだと足首→膝→腰まで力が伝わっている時には胸→肩→肘→手首はまだ緩んでいないということになる。
この方法で力を伝えていってもそれは切れ切れであり実際にはバラバラに身体を動かしているだけである。
そうではなくまず最初に足首から手首まで身体全体の力を抜く。
その状態から足首から動き始めることで手首まで力が滞ることなく伝わるのである。
イメージとしては水(力)の流れを伝えるにはまずそれを流すホースに詰まっているもの(緊張)を取らなくてはいけない。

もしホースが詰まったままでは水を流しても途中で止まってしまう。
しかしちゃんとホースが綺麗になっていれば水を流し始めればあとは自然に先端まで水は流れていく。
動きながら緩む、のではなくまず緩んでから動く
柔術の技は当たって砕けろではなく最初に身体の準備をしっかり作ることが大事です。
「始め抜ければ終わり良し」です、ね。
